沖縄戦を学び直す時期
元沖縄県教職員組合委員長、広範な国民連合顧問 石川 元平

3月の名護市辺野古沖での転覆事故で二人の命が失われたのは非常に残念であり、決してあってはならないことです。船を運航していたヘリ基地反対協議会に、おごりや慣れがあったと言わざるを得ません。沖縄県教職員組合委員長として復帰運動や平和運動に身をおいてきた者として、事故への反省を踏まえて運動への姿勢をキチンとする必要さを改めて感じています。 続きを読む
元沖縄県教職員組合委員長、広範な国民連合顧問 石川 元平

3月の名護市辺野古沖での転覆事故で二人の命が失われたのは非常に残念であり、決してあってはならないことです。船を運航していたヘリ基地反対協議会に、おごりや慣れがあったと言わざるを得ません。沖縄県教職員組合委員長として復帰運動や平和運動に身をおいてきた者として、事故への反省を踏まえて運動への姿勢をキチンとする必要さを改めて感じています。 続きを読む
沖縄の新聞人 新垣 毅

日本の国土面積の0・6%しかない沖縄に、全国の米軍専用施設の7割が集中している。このため、米軍絡みの事件・事故や騒音、自然環境破壊などが後を絶たず、沖縄の基地負担は過重だと長年言われてきた。しかし、負担は軽減されるどころか、中国を意識した自衛隊の南西シフトと呼ばれる軍事強化が進み、昨今は「台湾有事」がまことしやかに叫ばれ、さらなる強化が進められている。沖縄の人々は、住民の4人に1人が犠牲となった、1945年の沖縄戦のように、再び戦場になるのではないかと不安を強めている。 続きを読む
広範な国民連合全国事務局事務局次長 川崎 正

ご参加の皆さま、ご来賓の皆さまと鳩山先生はじめ問題提起や助言をしていただける諸先生方、地元神奈川県の実行委員会の皆さまはじめ支えてくださっているすべての皆さま、ご尽力誠にありがとうございます。川崎正です。基調提案をさせていただきます。 続きを読む

ハイサイグスーヨーチョウガラビナ 皆さまこんにちは。沖縄県知事の玉城デニーです。
第22回を迎える全国地方議員交流研修会が横浜の地で盛大に開催されますことを心よりお祝い申し上げます。また日頃から、それぞれの地域で住民の暮らしに寄り添い、草の根の民主主義を実践されている皆さまの熱意と行動力に深く敬意を表します。 続きを読む

第22回全国地方議員交流研修会in横浜が7月21日から横浜市開港記念会館講堂を中心に開催された。北海道から沖縄まで全国から160人近い地方自治体議員など200人以上が参加した。主催は同実行委員会(共同代表:市橋修治北海道議会議員・藤本眞利子和歌山県議会議員・山内末子沖縄県議会議員)。
3日間の活発な議論と経験の交流、さらには地方の実情と要求を踏まえた対政府省庁要請行動などで参加者の交流と問題意識の共有は大きく進んだ。全体を通して「平和で持続可能な日本をめざして、地方から政治を変える」全国的動きを促進する重要な意義ある機会となった。

平和宣言
81年という年月の長さに、思いを馳せます。
あの日、
今と変わらず照りつける太陽の下で、
一筋の光も届かない壕の、真の暗闇の中で、
いつ止むか分からぬ砲弾の中で、
あるいは、逃げ込んだ先で罹患したマラリアの苦しみの中で、
生きることを渇望し、かなわなかった、20万を超える命。
沖縄には今も、その東西の果て、南北のすみずみに至るまで、悲劇の記憶が残されています。
今や、沖縄県民の9割以上が沖縄戦を直接に体験しない世代となりました。 続きを読む
日本商工会議所は6月12日、「中東情勢の緊迫化による中小企業へのエネルギー等の影響調査」(約2500社が回答)を発表した。集計結果によると、中東情勢の緊迫化による燃料や石油化学製品の不足や価格高騰で中小企業の約7~8割に影響が出ている。経営への影響を受けているのは9割超にも上る。
その対策として企業では「価格転嫁」および「在庫確保」が多いが、あまり価格転嫁が進んでいない実態が明らかになった。こうした状況が早期に終息する見通しはなく、状況の悪化が長期化すると、企業にも国民生活にもさらに深刻な影響を及ぼすことになる。 続きを読む
全国農団労 大谷 篤史

米国・イスラエルによるイラン攻撃から4カ月が経過し、イラン・米国政府間で戦闘終結協議が始まったがどうなるか。しかも、猶予期間は60日だ。
原油やナフサの供給不足・価格高騰で、各国国民生活への影響は日に日に深刻になってきている。 続きを読む
沖縄県高等学校障害児学校教職員組合委員長 喜瀬 実名子

名護市辺野古沖で修学旅行中の船が転覆し、同志社国際高校の生徒と船長の尊い命が失われた事故は大変痛ましいことです。亡くなられた方のご冥福をお祈りするとともに、ご遺族の皆さまに深い哀悼の意を表します。そして、平和教育を含めた教育活動すべてにおいて、安全管理が最重要であることを改めて認識しました。
一方で、教育内容は事故原因の究明にも再発防止にも直接的な関係はないはずです。それにもかかわらず、文部科学省が教育内容まで調査して「教育基本法違反」「偏っている」という見解を出すことは大いに疑問です。 続きを読む
核政策を知りたい広島若者有権者の会(カクワカ広島)共同代表 田中 美穂

NPT再検討会議は、3回連続で成果文書を採択できず、という結果になりました。
私たちはこれまで、広島選出の国会議員との面会を行ってきましたが、少なくない議員から「NPTを主軸に考える」「核兵器禁止条約よりもNPTの方が現実的だ」といった言葉を聞きます。しかし、今回の会議では、核兵器が決して使われないようにするために「非核兵器国にも果たせる役割がある」という成果文書案の記述について、日本政府代表が再三削除を求めるという場面がありました。日本政府がNPTにすら後ろ向きであることを、市民に知ってほしいですし、メディアにももっと取り上げてほしかったです。 続きを読む

長崎大学多文化社会学部2年
稲田 健心 さん
私は今回、ナガサキ・ユース代表団の一員としてNPT再検討会議に参加した。被爆地・長崎で育った者としてこれまでも核兵器問題について学んできたが、実際に国際会議の場で各国の政府関係者や市民社会の方々と交流したことで、多くの学びと気づきを得ることができた。 続きを読む
NPO法人ピースデポ代表・長崎大学客員教授 鈴木 達治郞

2026年5月22日、核不拡散条約(NPT)再検討会議の最終日、国連総会会議場は一瞬静まりかえった。ベトナムのドー・フン・ヴィエット議長が「成果文書採択をめざし、最善を尽くしたが、全加盟国の合意を得られることはできなかった」と発表したからである。これで、15年、22年に続き、3回連続成果文書の採択ができない結果となった。果たして、この結果をどう評価すればよいのか。今後の核軍縮を進めていくために、われわれはどうすればよいのか。再検討会議での現場の議論や識者のコメントなどを踏まえた上で、考察してみた [1]。 続きを読む
青山学院大学名誉教授 羽場 久美子

2026年4月27日から5月22日まで1カ月間、国連で開かれたNPT会議に、ピースデポの代表の一人として広島・長崎の代表や若者たちとともに参加してきた。
会場にはNPT加盟国代表が参加し総会会議場では初日から核廃絶と不拡散をめぐる熱い議論が各国代表によって伝えられた。私は、昨年も核廃絶の委員会に参加させていただき、とりわけ先進国とグローバルサウスの核をめぐる意識・熱量の違い、平和要求の差異を覚え、他方、広島・長崎の若者たちの核廃絶へのひたむきな願いと行動に感動を受けた。 続きを読む