全国で怒り高まり、抗議の行動も広がる
米国とイスラエルのイラン攻撃に怒り、中止を求める抗議の声が全国各地に広がっている。3月19日には東京千代田区の国会議員会館前に1万1千人余が集まって声を上げた。
「日米安保条約第6条の実施に関する交換公文」では、日本からの出撃などの戦闘作戦行動は「事前協議」の対象だ。そもそも日米安保条約はその前文で「国連憲章の原則」を前提とし確認している。沖縄など米軍基地の街では戦争反対、在日米軍の出撃を許さない闘いが発展している。 続きを読む
米国とイスラエルのイラン攻撃に怒り、中止を求める抗議の声が全国各地に広がっている。3月19日には東京千代田区の国会議員会館前に1万1千人余が集まって声を上げた。
「日米安保条約第6条の実施に関する交換公文」では、日本からの出撃などの戦闘作戦行動は「事前協議」の対象だ。そもそも日米安保条約はその前文で「国連憲章の原則」を前提とし確認している。沖縄など米軍基地の街では戦争反対、在日米軍の出撃を許さない闘いが発展している。 続きを読む
『日本の進路』編集部
悪い冗談だろう。3月20日、日米首脳会談に臨んだ高市首相は冒頭から「世界中に平和と繁栄をもたらせるのはドナルド(トランプ)だけだ」と媚びを売った。
トランプ大統領はホルムズ海峡を巡り「NATOと違い、日本は責任を果たそうとしていると確信している」と日本にいっそうの協力を迫った。それに対し高市首相はにこやかに笑いながら、米国を支持し日米間で緊密に意思疎通を続けていくと約束した! 日本は重荷を背負わされた。 続きを読む
『米国一極支配の終焉と日本の選択』(孫崎享著)

現在、日本の政治は歴史的な転換点に立たされている。戦後一貫して維持されてきた「平和国家」としての歩みが、根本から変わる可能性を孕んでいる。先の衆院選では、与党である自民党・維新の会が350議席を超える圧倒的多数を確保し、第二次高市内閣が発足した。
中国の台頭を背景とした「フルスペックの集団的自衛権」の容認、憲法第9条2項の削除といった改憲案の推進は、現政権が対外強硬路線を鮮明にしている証左である。さらには、対GDP比2%という防衛費増額計画の前倒しや、官民合わせて総額80兆円規模にも上る巨額の対米投資の推進は、日米の主従関係をいっそう強化させている。
こうした状況下で、対米追従の単なる軍事力強化が唯一の選択肢なのか。日本は中堅国家としていかなる役割を果たすべきか。本書は、これらの問いに対する日本の外交政策の展望を提示する。 続きを読む
福井県立大学名誉教授 凌 星光

日本は対中抑止力強化か、それとも対中友好外交強化かが問われている。総選挙の結果、前者の政治勢力が優勢を占め、「台湾有事即日本有事」ということで対中敵視政策が与野党超えて一段と広まった。
われわれ在日華僑華人にとっても直接大きな利害関係があり、関心を払わずにはいられない。
マスメディアなどの偏った報道によって、中国の実像が大きく歪められ、中国脅威論が独り歩きしている。そこで、以下の幾つかの点での実態を述べ、誤った中国イメージを正さねばと思う。 続きを読む
上海在住 中原 萌
中国で暮らしていると、歴史が遠いものには感じられなくなる。私の住む上海の中心部には、租界時代の洋館や銀行建築がいまも残っていて、たった数世代前までこの都市が外国勢力によって支配されていたことに気付かされる。
1919年に北京の学生たちが立ち上がった「五・四運動」は、日本でも比較的よく知られている。しかしその数年後の25年、上海でもう一つ大きな運動が起きていた。労働者の権利と、反帝国主義を訴える「五・三十運動」である。 続きを読む
実行委員会代表の宮崎勇市さんに聞く

県内の人吉球磨地域での「令和の百姓一揆」行動を準備している実行委員会代表の宮崎勇市さんに話を聞いた。以下、その要旨。(聞き手は、広範な国民連合・熊本事務局の渡邊浩) 続きを読む
広範な国民連合は、「3月29日の『令和の百姓一揆』2026に呼応し、全国各地域での大小さまざまな取り組みを呼びかけ組織する」ように呼びかけている。すでに、全国各地で連帯する行動が準備されている。福岡県と熊本県人吉球磨での取り組みの様子を紹介する。どの地域でも、「日本の食を守るため」立ち上がろうではありませんか。 続きを読む

NPO法人ピースデポ代表・長崎大学客員教授 鈴木 達治郎

東京電力福島第一原子力発電所の事故が起きた2011年3月11日から、まもなく15年がたつ。昨年発表された第7次エネルギー基本計画の冒頭には、「福島原発事故の経験、反省と教訓を肝に銘じて、エネルギー政策を進めていくことが、エネルギー政策の原点である」と述べられている。しかし、実際には「原子力発電への依存度をできる限り低減する」を削除して、「原発を最大限の活用する」原発回帰の政策となった。 続きを読む
新外交イニシアティブ(ND)代表 猿田 佐世さん

私たちがいる世界は一言で言うと弱肉強食の世界が進みつつあるんですね。それをトランプさん風に言いますと、ピース・ストレングス(力による平和)。これは弱肉強食のことです。
その弱肉強食の世界にどのように抗って、日本を私たちが住みたいと思う国にしていけるのかどうか。外交とはそういう闘いだと思っています。 続きを読む
青山学院大学名誉教授・広範な国民連合代表世話人 羽場 久美子さん

本日は、激動する国際情勢の中で、今年に入って起こったベネズエラ、グリーンランドの問題を含め、米国・トランプの「ドンロー主義」という覇権と侵略主義に対して、日本と世界がどうしていくかということを考えていきたいと思います。 続きを読む
お茶の水女子大学大学院生 唐井 梓さん

私は若い世代として、大学院生、市民としての問題意識をここに共有し、皆さんと連帯していく可能性について述べたいと思います。
私は現状に大変うんざりしています。自分たちの生活もままならない中で、ただただ戦争に向かっていこうとする政府。それを疑問視できず、自分たちの国が向かっている方向に、市民一人一人が自分事として向かえない構造的な問題に頭を抱えています。 続きを読む
ものづくり産業労働組合JAM会長 安河内 賢弘さん

JAMという労働組合は中小企業の製造業を中心に組織をされておりまして、300人未満の中小が全体の8割、およそ2000単組39万人を組織しております。連合の中では5番目に大きい組織です。
ちょうど春闘の真っ盛りでありますので、中小労働者が今置かれている状況について少しご説明をさせていただきたいと思います。今年のJAMの方針は、昨年の1万5000円のベースアップに2000円プラスして、1万7000円のベースアップの要求ということになっております。今年の春闘は加盟するすべての組合員がしっかりと実質賃金をプラスにしていく、物価高に負けない賃上げを獲得していくのが最大の目標です。 続きを読む