平和と繁栄へ東アジア共同体をめざす
元内閣総理大臣 鳩山 由紀夫

鳩山由紀夫元内閣総理大臣は4月28日、香港大学The School of Governance and Policyの開設に際して最初の講演を行った。「世界が歴史的な変化を経験している今、この新しい組織が誕生した意義はいくら強調しても足りません」と話を始めている。本稿はその講演要旨である。(編集部)
元内閣総理大臣 鳩山 由紀夫

鳩山由紀夫元内閣総理大臣は4月28日、香港大学The School of Governance and Policyの開設に際して最初の講演を行った。「世界が歴史的な変化を経験している今、この新しい組織が誕生した意義はいくら強調しても足りません」と話を始めている。本稿はその講演要旨である。(編集部)

東アジア共同体研究所理事長・元内閣総理大臣 鳩山 友紀夫

お集まりのすべての皆さん、こんにちは。久しぶりに皆さまがたにお目にかからせていただいてたいへん幸せでございます。
私は、昨日は「平和の礎」に伺い、私なりの思いと祈りを捧げてまいりました。そして、今朝は対馬丸記念館に行ってまいりました。800人にならんとする子どもたちが、大人を合わせると1600人もの命が一瞬にして奪われてしまいました。その中で400人ほどの方は顔写真がありますが、1200人の方々は写真もままならない、そんな状況だと伺いました。
彼ら彼女らがもし生きてそれぞれの人生を全うしていたら、沖縄も日本ももっと変わっていたのにというそんな思いがいたしました。同時に、このようなことが起こってしまった軍事面での政治的な責任についても考えさせられました。