国の防衛政策に、住民や自治体は関われないのか
西之表市議会議員 長野 広美
昨年秋の臨時国会は10月3日に始まり、12月10日に終えた。岸田政権は何はさておき、戦争をする国をつくろうと邁進している。にもかかわらず、国民の代表である国会の場での議論が全く聞かれないことに強い危機感を抱く。
この国の憲法は、「政府の行為によって再び戦争の惨禍が起こることのないようにすることを決意」と前文に明記しているにもかかわらずである。
西之表市議会議員 長野 広美
昨年秋の臨時国会は10月3日に始まり、12月10日に終えた。岸田政権は何はさておき、戦争をする国をつくろうと邁進している。にもかかわらず、国民の代表である国会の場での議論が全く聞かれないことに強い危機感を抱く。
この国の憲法は、「政府の行為によって再び戦争の惨禍が起こることのないようにすることを決意」と前文に明記しているにもかかわらずである。
和歌山県議会議員 藤本 眞利子
今日の新聞にも「防衛費2%首相指示」との見出しが一面に大きく掲載されています。新聞には27年度をめどにトマホーク500発購入へという文字が躍っていました。
日教組出身の私としては、「教え子を再び戦場に送る日」も近いのではと暗澹たる気持ちになってきます。
国民の中には、ロシアのウクライナ侵攻を目の当たりにし、いつ何時日本が攻められるかもしれないといった漠然とした不安があって、国の動きを容認してしまう空気感につながっているように思います。
沖縄社会大衆党委員長・参議院議員 高良 鉄美
昨年はいくつもの節目の周年が重なった年であった。4月には日米安保条約施行、講和条約沖縄等分離70年、5月憲法施行75年、沖縄復帰50年、9月日中国交正常化50年、さらに、10月自衛隊沖縄配備50年と目まぐるしかったことがわかる。まさに日米中が戦争と平和のはざまで複雑に絡み、沖縄の現在をめぐる状況があぶりだされた周年構図になっている。
沖縄県知事 玉城デニー
ハイサイ グスーヨー チューウガナビラ
自主・平和・民主のための広範な国民連合に集う皆様には日々のたゆまぬ御活躍とご努力に対し深く敬意を表しますとともに、沖縄における諸課題へのご理解と私どもへの温かいお力添えを賜りまして、心から御礼を申し上げる次第です。
自主・平和・民主のための広範な国民連合・代表世話人
角田 義一 元参議院副議長
西澤 清 広範な国民連合・東京代表世話人、元日教組副委員長
原田 章弘 広範な国民連合・神奈川代表世話人、元横須賀市議会議員
佐野 慶子 戦争をさせない1000人委員会・静岡共同代表、元静岡市議会議員
佐々木道博 ㈱京都総合研究所所長
中村 住代 広範な国民連合・長崎代表世話人、元長崎市議会議員
新しい年を迎えました。
私たちは昨年11月20日、第25回全国総会を行い、多くの方の参加をいただき、厳しい内外状況の中で、自主・平和・民主の日本をめざして、共に運動を進めていくことを意思統一しました。
国民の命と生活の危機を打開し、平和を守りアジア共生の政治を実現するため奮闘しておられる全国の皆さまに、とりわけ玉城デニー知事を先頭とする沖縄の皆さまに、連帯のごあいさつを申し上げます。あらためて皆さま方の昨一年の各方面でのご協力に心から感謝を申し上げます。
戦争をさせない1000人委員会・静岡共同代表(元静岡市議会議員)佐野 慶子
このたび、代表世話人に選出されました。皆さま方といっそう力を合わせ「自主・平和・民主」の政治をめざして奮闘する決意です。
1953年設立の零細商工業者団体の事務局員として共に税や経営、大型店出店阻止の闘いや地場産業を守り育てる活動を続けてきました。1991年~2013年までの22年間、静岡市議として商工業者市民の声を市政に届ける役割を担いました。
広範な国民連合第25回全国総会は、熱心な議論の末、原田章弘代表世話人の「開会あいさつ」、山本正治事務局長の「提案説明」、および「討論のまとめ」を含めて、決議を満場一致で採択した。2回に分けて掲載する。
決議の構成
1.はじめに(全国総会の課題)
2.第24回総会以後3年間の全国での活動概要と経験について
3.情勢変化の特徴と広範な国民連合の課題
(1)世界は歴史の転換点にある
(2)BRICSはじめ新興諸国が急速に新しい世界の中心に登場している(以上、本号)
(3)「日米台」の軍事一体化で中国敵視・対抗を許さない
(4)戦争か平和かの岐路に立つ東アジア
(5)国家安全保障戦略等見直し、「専守防衛」原則の放棄を許さない。憲法9条改悪に反対する
(6)経済危機と厳しさを増す国民生活
(7)窮地の岸田政権。だが、野党戦線は?
(8)問われる日本の進路。平和と国民の命を守る政治
(9)「自主・平和」の方向を鮮明にし、広範な国民各界各層の連合で政治を変える
4.広範な国民連合の当面の課題・取り組みの基本
5.広範な国民連合を強化します
全日農会長代行、農事組合法人八頭船岡農場組合長、㈱みんなの農場会長 鎌谷 一也
農民運動に関わりながらも、現場では260ヘクタールの農事組合法人の組合長、そして畜産では農事組合法人の繁殖経営のほかに、1100頭規模(搾乳牛は530頭)規模の酪農経営を行う酪農法人の会長を務めている。今、日本農業の2本柱である米と牛乳が最大の危機を迎えている。
北海道議会議員 北口 雄幸
北海道議会議員の北口雄幸でございます。ただいま鈴木先生、そして鎌谷組合長からビデオでそれぞれ説明がありましたので、私が言いたかったことはあの中にかなり入っております。
北海道農業は今、言葉で言い表せないほど、大変厳しい環境におかれています。北海道は、ばか正直に国の言いなりになり、大規模化し、しかも専業で農業を続けてきました。その結果どうなったでしょう。本当に厳しい状況なんです。開拓以来の大ピンチと言っても過言ではないと思います。
石垣市議会議員 花谷 史郎
石垣島からまいりました花谷史郎と申します。2015年に明らかとなった自衛隊配備予定地が私の住んでいる所からすぐ近くだったこともあって、この問題に取り組み始め、現在市議会議員をしています。配備予定地の近くには農家が多く、私も農業をしています。
小さな集落が多い農村だからなのか、地元の人の意見、声がまったく聞き入れられない状況が続いてきました。市民団体と連携しながら反対運動をしてきましたが、自衛隊駐屯地は23年の3月に開設される予定になっています。
東アジア共同体研究所琉球・沖縄センターの若者グループYouFo 神谷 美由希
沖縄から来ました神谷美由希と申します。地球温暖化を止める活動をしております。地球温暖化の深刻化よりも先に戦争が近づいている危機感から、平和な外交について強く関心をもっています。
いま沖縄では「台湾有事」の危機に対して県民は強い危機感を抱いています。台湾有事を起こさせないための台湾との対話プロジェクトも10月に始まりました。まず戦場になる可能性が高い当事者である台湾と沖縄から声を上げていこうというプロジェクトです。
日本青年団協議会会長 中園 謙二 様
本日ここに、自主・平和・民主のための広範な国民連合第25回総会が盛大に開催されますこと、心よりお慶び申し上げます。全国の地域青年団を代表して、お祝いのメッセージをお送りいたします。