第1部 沖縄平和ハブ構築に向けて
安全保障、文化、経済、外交交流の拠点を考える
第1部のテーマは「沖縄平和ハブ構築に向けて―安全保障、文化、経済、外交交流の拠点を考える」であった。パネリストは山崎拓・元自民党副総裁・防衛庁長官、劉江永・中国清華大学国際関係研究学院教授、我部政明・国際政治学者、羽場久美子・青山学院大学名誉教授。コーディネーターを、家族の病気で急遽参加できなくなった前泊さんに代わって髙良共同代表が務めた。政府が「今日のウクライナは明日の東アジア」などと「台湾有事」を煽り「抑止力」強化一辺倒の軍拡政策を進めるなかで、東アジアでの戦争の危機を回避し、いかにして持続可能な安全保障を築いていくか、東アジアで沖縄が果たすべき役割を探る議論を展開した。また、インド、台湾からもビデオメッセージで平和構築に向けた意見が届いた。以下、パネリストの発言要旨。なお、インドのプラディープ・チヤウハン(クルクシェトラ大学教授)と台湾のマーク・チェン(台湾欧州連盟中心執行長)のビデオ報告は割愛。(見出しとも文責編集部)
第1部 沖縄平和ハブ構築に向けて 台湾問題はあくまで中国の内政問題 元自民党副総裁・防衛庁長官 山崎 拓氏 |
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第1部 沖縄平和ハブ構築に向けて 中国清華大学国際関係研究院教授 劉 江永氏 |
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第1部 沖縄平和ハブ構築に向けて 国際政治学者 我部 政明氏 |
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第1部 沖縄平和ハブ構築に向けて パワーとパワーの境界線にある美しい地域を、 「沖縄を平和のハブに」プロジェクト共同代表、青山学院大学名誉教授 羽場 久美子氏 |