国民連合一覧

主張 ■ 戦後80年総理談話を求める

70年安倍談話の国民的検証が必要である

『日本の進路』編集長 山本正治

 

 今年は、日本のアジア侵略戦争と対米戦争の敗戦から80年である。この節目の年に、しっかりと過去を見つめ直し、必要な反省と謝罪をもって次の世代に引き継ぐことは、今を生きる者の未来への責任である。 続きを読む


主張 ■ トランプ関税

世界の構造変化を見据えた戦略対応が求められる

『日本の進路』編集部

 

 「アメリカ・ファースト」のトランプ大統領は巻き返しを狙って関税で世界を揺さぶっている。「米国による戦後の支配システム」が崩壊に瀕しているからである。
 米国は直近では、交渉を申し入れた国々には相互関税上乗せに90日間の猶予期間を設けた。一方、中国からの輸入には145%の関税を課した。 続きを読む


日米地位協定の抜本改定をめざして 2

『日米地位協定とは何か』講演学習会(横浜市、2月22日)

国家主権を持たないことの危うさを知る

『日米地位協定とは何か』講演学習会

 「日米地位協定とは何か」第二弾、伊勢埼賢治さん講師による講演学習会が2月22日、横浜市のかながわ労働プラザ(Lプラザ)で200人を超える参加で熱気のうちに開催された。第一弾は昨年6月8日、布施祐仁さんの講演で、この時は170人(オンラインも含む)の参加だった。 続きを読む


主張 ■ 「令和の百姓一揆」断固支持!

農家が生活できる所得保障を要求

安心の食を安定して手にできる政治へ

『日本の進路』編集部

 

 国民の主食であるコメ価格が1年間で倍に。昔、「貧乏人は麦を食え」と言う蔵相がいたが、それすらもママならぬ国民の厳しい生活実態がある。ところが政府計画の議論で「コメ輸出拡大、前年比8倍」などという報道が躍る。「『楽しい国』とはまさか政治家にとって?」との新聞投書も。 続きを読む


今こそ全国から「令和の百姓一揆」を

東京でトラクターデモを

令和の百姓一揆実行委員会代表 菅野 芳秀(置賜自給推進機構共同代表 山形県長井市で養鶏とコメづくりを営む)

 

 

https://youtu.be/6MGVUOfZpTE(菅野さんの百姓一揆呼びかけ動画)

 

 令和の百姓一揆に立ち上がる。
 人が生き続けていくためには農が不可欠だ。人の世の持続性は持続する農があってのこと。食料がなくなれば、持っている他国に土下座するしかない。それでも手に入らないかもしれない。
 農業の問題はそのまま日本列島に暮らす人々のいのちの問題であり、この国、この社会の自立、尊厳、持続にかかわる問題である。 続きを読む


日米地位協定の抜本見直しへ

日米地位協定の抜本見直しを決議

 実行委員会代表たちが対政府要請行動

 沖縄で開催された「第20回全国地方議員交流研修会」実行委員会は2月6日、国会内で外務省や防衛省の担当者と面談し、日米地位協定の抜本的見直しを要請した。要請行動は、沖縄実行委員会代表の山内末子県議の発議で、全体会で確認された「決議」に基づくもの。決議は、基地負担の問題や米軍による相次ぐ女性への暴行事件などを受け、ドイツなどでは当たり前になっている国内法適用がなされないなどの日米地位協定を厳しく批判し、「主権国家の矜持をもって連帯して、地位協定の抜本的見直しを全国に広く発信し、全国地方議会で決議し、国民世論を盛り上げるため努力することを確認した」。 続きを読む


全国地方議員交流研修会 ■ 沖縄で1月末に三日間

米兵性暴行事件と戦争の危機を受け止め

日米地位協定の抜本見直しを求め決議

 第20回全国地方議員交流研修会が那覇市内で1月29日~31日、同実行委員会(共同代表:北口雄幸北海道議、藤本眞利子和歌山県議、山内末子沖縄県議)が主催し開催された。地元沖縄県をはじめ全国40都道府県から自治体議員を中心に350人近くが参加し、二日間の講演や報告、討論を経て、自治体が直面する現状と打開の方向を共有した。強調すべきは「戦争への不安や生活苦からの打開を求める国民の願いに、政府も、また与野党の政党も十分には応えられず、国民の政治不信はますます深まっている状況」を踏まえ、「住民の生活と福祉に密着している地方・自治体から、国の政治を変えていかなければない」との方向を共有したことである。 続きを読む



各地の活動 ■ 広範な国民連合・神奈川 第22回総会

県民各界各層の広範な連合促進をめざして

 広範な国民連合・神奈川は12月8日に第22回総会を開催した。総会では、①日中不再戦の世論を促す、②日米地位協定の抜本改定を求める世論を高める、③オピニオンリーダー誌の月刊『日本の進路』の大量普及を進める――この大きな3点の課題を確認した。新たな世話人4人と世話人会議への二人のオブザーバー参加を決定、決意を新たにした総会となった。 続きを読む


各地の活動 ■ 広範な国民連合・熊本 第2回総会開く

『平成百姓一揆』出版記念講演で内田敬介氏が熱く語る

 12月7日、熊本市の大江公民館で、自主・平和・民主のための広範な国民連合・熊本の第2回総会が開かれました。どうやって政治を変えるか、運動を前進させるか、昨年11月の結成以来の1年間の活動を振り返り、これからの方針を討議、決定しました。 続きを読む


各地の活動 ■ 広範な国民連合・長崎 第28回総会開催

日中不再戦! 沖縄・九州を再び戦場にしない!

 昨年12月7日、広範な国民連合・長崎第28回総会を長崎県勤労福祉会館にて開催した。
 冒頭、中村住代代表世話人が、「日本は米国に追随するのではなく、アジア諸国との連携が今後ますます重要となってくる。2025年は被爆80年、敗戦80年の節目の年で、被爆県として『核兵器廃絶』『ナガサキを最後の被爆地に』、アジアとの歴史的・地理的にもかかわりの深い長崎県だからこその『日中不再戦』『新時代の日中平和・友好をめざして』のスローガンのもと、次世代へ託すメッセージを発信する年にしたいと思います」とあいさつし、県総会を方向づけた。 続きを読む


各地の活動 ■ 広範な国民連合・愛媛 第26回総会

若い世代、女性に頼り運動の再構築をめざす

 

 2024年12月8日、広範な国民連合・愛媛の第26回総会が開かれた。
 全国代表世話人からのメッセージが読み上げられたのち、まず全員で「ノーモア沖縄戦えひめの会」運営委員の高井弘之さんの講演DVD(24年8月、沖縄でのシンポジウム基調講演)を見た。 続きを読む



新春メッセージ 大椿 裕子

戦後80年の今年、長生炭鉱問題解決に取り組み強める

参議院議員・社会民主党副党首 大椿 裕子

 

 

 

 新しい年が始まりました。自主・平和・民主の実現のため、「広範な国民連合」に集う皆様の日々の活動に深く敬意を表しますとともに、今年も皆様のご活躍を期待しております。
 さて、今年は戦後80年です。私は現在、参議院厚生労働委員として「長生炭鉱」の問題に取り組んでいます。 続きを読む