国民連合一覧

新春メッセージ 福島 みずほ

がんこに平和、暮らしが一番を実現していきます

社民党党首 参議院議員 福島 みずほ

 

 

 

 2024年が、戦争へと突き進み、新自由主義が跋扈する社会を変えていく、そんな希望のある年になるように多くの人と力を合わせていきます。
 ここ30年来の新自由主義の政策の結果、地面の底が抜けるような暮らしをする人が増えています。格差は過去最高になり貧困が拡大をしています。大企業の内部留保は500兆円を超しましたが、実質賃金は下がり続けています。法人税は下がり続け、所得税の累進課税はフラットになったのに対し、消費税は0%から10%になりました。非正規雇用は4割になり、公務員の中でも非正規雇用は拡大をしています。自治体の職員でも会計年度任用職員などの非正規公務員が半分を占める自治体も多くなりました。公共サービスが弱くなっています。
 新自由主義は、公共財を壊し、民営化し、大企業の利潤を最大のものにしてきました。

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新年に際して 髙良 鉄美

沖縄の進路と日本の進路、そして平和憲法

沖縄社会大衆党委員長・参議院議員 髙良 鉄美

 

 

国民のくらしと命
 ―軍拡と災害

 2024年の年明けは能登半島地震から始まりました。お亡くなりになられた方々のご冥福をお祈りいたします。また、被災された方々にお見舞い申し上げます。
 夥しい数の家屋の倒壊や道路の寸断、大規模な火事の発生を含む震災の映像に、信じられない、間違いであってほしいとの願いと、13年前の東日本大震災の光景とが脳裏で交差した方も多かったのではないかと思います。

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[新春メッセージ]玉城 デニー

民主主義・平和・人権・地方自治の重大局面を迎えて

沖縄県知事 玉城 デニー

 ハイサイグスーヨーイイソーグワチデービル
 新年明けましておめでとうございます。
 自主・平和・民主のための広範な国民連合に集う皆様には日々のたゆまぬ御活躍とご努力に対し深く敬意を表しますとともに、沖縄における諸課題へのご理解と私どもへの温かいお力添えを賜りまして、心から御礼を申し上げる次第です。
 さて、皆様からの多大なご尽力をいただき、沖縄県知事選挙の二期目の当選から1年3ヶ月が経ちました。昨年はコロナ禍からの経済・観光の回復、離島への行政視察、そして、訪米、訪中、訪台、国連での人権理事会での口頭声明等、沖縄県の現状について内外へ向けて発信してきました。 続きを読む


[新春メッセージ]鳩山 友紀夫

2024年の世界に臨む

東アジア共同体研究所理事長(元内閣総理大臣) 鳩山 友紀夫

 2024年を迎えました。私は今、目の前の困難を見つめ、なおかつ将来に希望を失わないことの大切さに改めて思いを致しています。
 今日の世界を規定する最も重要な二国間関係は米中関係であり、その基調が対立であることは今年も変わりません。西側では、米中対立の根幹にあるのは「民主主義対権威主義」という価値観の対立だと捉えられています。 続きを読む


[新春メッセージ]中園 謙二

いつの時代も政府や社会を動かすのは、青年の情熱と行動力

日本青年団協議会会長 中園 謙二

 日頃より自主、平和、民主的な社会づくりをめざし奮闘する皆様の取り組みに対し、心から敬意を表し、全国の青年団を代表し、謹んで新年のお祝いを申し上げます。
 2023年は、世界にとっても日本にとっても、激動の一年でした。コロナウイルスの変異により、感染症の危機が再び高まりましたが、ワクチンや治療薬の開発により、少しずつ日常を取り戻すことができました。しかし、それと同時に、物価の高騰やウクライナ侵略、ガザ地区空爆など、世界の平和と安定が揺らぎました。新しい時代の幕開けとともに、私たちは様々な試練に直面しました。 続きを読む


[新春メッセージ]大久保 明義

持続可能な食料・農業・農村政策確立へ運動を強化

北海道農民連盟委員長 大久保 明義

 令和6年の新春を迎え、謹んで年頭のご挨拶を申し上げます。
 さて、昨年の本道農業を振り返りますと、全道的に春の雪解けは順調に進み、播種や植付け作業などが遅延無く推移しましたが、夏の記録的な猛暑の影響により多くの農産物で被害が生じました。米については北海道の作況指数は104となったものの、猛暑で白未熟粒等が増えたことで、1等米比率が87・3%と前年を大きく下回るなど品質・収量の低下が見受けられました。また、畑作物においては、麦は暑さでの品質の低下、豆類は変形やカビ、二次成長などによる収穫時期の遅れなどによる品質低下、てん菜に至っては収量減少や低糖分に見舞われたほか、酪農においても乳量や繁殖機能の低下などの影響が出ています。 続きを読む


[新春メッセージ]西島 藤彦

人権と平和、環境の確立にむけた、共同の闘いを大きく前進させよう

部落解放同盟中央執行委員長 西島 藤彦

 岸田政権は、昨年の内閣改造後の政務官のあいつぐ辞任、自民党派閥の「裏金問題」での官房長官の更迭をはじめ派閥幹部の役職員交代など、混迷を深めています。しかし、岸田政権は、内閣支持率の低下や金権腐敗の自民党政治がきびしく批判されているにもかかわらず、憲法改悪の策動を強めようとしています。さらに、選挙対策のために、減税を打ち出したものの、軍事費の増大のための大増税という軍事大国化路線を変えることなく、あくまでも米国に追従し、アジアにおける軍事的な覇権をすすめることよって、国内政治の危機を突破しようとしています。 続きを読む


[新春メッセージ]水岡 俊一

2100年代を生きる子どもたちのために

参議院議員(参議院会派「立憲民主・社民」議員会長) 水岡 俊一

 昨年後半を振り返ると、10月20日に第212回臨時国会が開会しました。会期は12月中旬までの約2カ月という短さでした。その間に衆議院長崎4区、参議院徳島・高知選挙区の補欠選挙が行われるなど、慌ただしい日程となりました。10月22日投開票の徳島・高知の参議院補欠選挙では、2004年の同期当選仲間である広田はじめさんが見事に当選し、参議院へと戻ってきました。ともに参議院で活動できることをうれしく思います。 続きを読む


2024年 新年のごあいさつ

代表世話人・角田義一 他一同

代表世話人
角田 義一 元参議院副議長
西澤  清 広範な国民連合・東京代表世話人、元日教組副委員長
原田 章弘 広範な国民連合・神奈川代表世話人、元横須賀市議会議員
佐野 慶子 戦争をさせない1000人委員会・静岡共同代表、元静岡市議会議員
佐々木道博 ㈱京都総合研究所所長
中村 住代 広範な国民連合・長崎代表世話人、元長崎市議会議員

 全国の同志の皆さん、読者の皆さん、新年おめでとうございます。
 広範な国民連合は結成30年を迎えました。この間、「日中再び戦わず」「沖縄の基地拡大を阻止する」「福島汚染水放出問題」「農業と国民の食料問題」「環境破壊反対」など、広範な国民闘争を先頭で闘ってまいりました。その闘いを評価し、自信をもって今年も取り組んでまいりたいと存じます。 続きを読む


第19回全国地方議員交流研修会報告

「地域のことは地域が決める」

 第19回全国地方議員交流研修会は10月30日長崎市ブリックホールで開かれ、地方自治体議員100人余、一般参加約100人が参加のもと、司会を白川鮎美長崎県議と瑞慶覧長風南城市議が務めた。


 開会あいさつを実行委員会共同代表の藤本眞利子・和歌山県議が、歓迎あいさつを現地実行委員会代表の堤典子・長崎県議が行った。来賓として長崎県知事(代理副知事)などがあいさつ。地元選出の国会議員や水岡俊一参議院議員などがメッセージを寄せた。
 玉城デニー沖縄県知事はビデオメッセージを寄せてくださった。 続きを読む


広範な国民連合結成30周年記念 特別資金カンパのお願い

 読者の皆さま、友人の皆さま!
 広範な国民連合は、この冬、結成30周年を迎えます。日頃のご協力に改めて感謝申し上げます。
 世界は歴史的転換期です。
 ウクライナにつづいて中東にも戦火が広がり、世界は核戦争の危険にすら直面しています。産業革命以来の経済発展は限界を露呈し、世界では貧困が絶望的なまでに広がり、気候危機など人類を滅亡に導きかねない事態です。
 戦後世界を牛耳ったアメリカの衰退は顕著で、中国を抑え込み、覇権を維持しようと策動を強めています。
 岸田政権は、アメリカに従って中国敵視で軍事大国化を進めています。これは日本全土、台湾や中国、東アジア全体を戦場にする亡国の道です。
 沖縄を先頭に多くの国民が自主的な平和外交を求めています。中国・アジアとの共生こそ平和とわが国発展の道です。
 農業者も中小零細企業も、労働者・国民も、経営と生活の危機に直面しています。原発再稼働や汚染水海洋放出を進める岸田政権に反対し、平和と豊かな国民生活を実現するため、いまこそ広範な国民の連合で政治の転換をめざしましょう。そのために私たちは全国的に組織を強化するとともに事務局体制を整え奮闘する決意です。
 結成30周年記念の特別資金カンパへのご協力を切にお願いいたします。

 2023年冬
自主・平和・民主のための広範な国民連合


11・23県民平和大集会 案内(沖縄/東京)

沖縄
東京

11・23 国会正門前アクション
とき 11月23日(祝日) 14:00~15:30
場所 国会正門前
主催 「止めよう!辺野古埋め立て」国会包囲実行委員会
連絡先 沖縄・一坪反戦地主会関東ブロック 090-3910-4140
ピースボート 03-3363-7561
沖縄意見広告運動 03-6382-6537
リレートーク

〈種子島〉
 和田香穂里(前西之表市議・戦争をさせない種子島の会)
〈宮古島〉
 清水早子(ミサイル基地いらない宮古島住民連絡会共同代表)
〈石垣島〉
 上原正光(基地いらないチーム石垣代表)
〈与那国島〉
 高橋千恵(与那国島の明るい未来を願うイソバの会)
他多数


福岡「沖縄を再び戦場にさせない」つどい

瑞慶覧長風・南城市議が報告

新しい風を吹かせる若い世代の声を届ける

 

 広範な国民連合・福岡は10月1日、福岡県教育会館において「沖縄を再び戦場にさせない」映画と講演のつどいを開催しました。当日は150人ほどの参加でした。
 沖縄県南城市の市議会議員で30歳と若い瑞慶覧長風さんを講師に招き、長風さんと年齢も近く、4月に新しく議員となった筑紫野市議会議員の吉村陽一・春口あかねさんのフレッシュな二人に司会をしてもらいました。

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臨時国会は重要課題に応えるか?

沖縄の、福島の、国民の声を聞け!
11・23沖縄県民大集会の成功へ!全国で声を上げよう!

『日本の進路』編集部

 

 臨時国会が始まっている。経済対策補正予算案が中心といわれるが、残念ながら深刻な状況にある国民の声は届いていない。
 「身ぐるみひとつで牛も馬も畑も家も墓も海も捨てて島から追い出されることを絶対に認めない」、住民はこう吐露した。「有事」に全島民を1日で島外避難させるという与那国町での説明会(10月9日)でのことだ。与那国島は台湾から110㎞。

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