第一歩は日米地位協定の抜本改定から
『日本の進路』編集部
今年は戦後80年、敗戦80年である。より正確には二つの敗戦、一つは日米戦争でのわが国の敗戦であり、もう一つはアジア侵略戦争での日本の敗戦である。
80年も前の出来事であり、今を生きる日本人の大半が生まれる前の敗戦である。しかし、昔のことではない。この二つの敗戦は、今もわが国の抱える根源的課題のまさに源である。
「日米戦争敗戦」で米軍占領下から始まった戦後日本は、対米従属で国家主権も著しく制約され、人権すら守れぬ国のままである。 続きを読む

岸田首相は、バイデン米大統領はじめ7カ国首脳とウクライナのゼレンスキー大統領などの参加も得て5月19日からG7サミットを開催し、「力による現状変更」を許さず、「法の支配」に基づく国際秩序の再構築なるものをめざした。マスコミも連日大きく報道し、政権支持率がマスコミ調査で9ポイントもアップするなど、岸田首相は「歴史的なサミット」と、世界を主導したとの高揚感に浸っている。