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新春メッセージ 堂下健一

新春メッセージ

地震と豪雨災害の能登半島
困難な中に希望の光も

石川県志賀町議会議員 堂下 健一

 

 

 昨年元日の能登半島地震被害では全国の多くの皆さんより救援物資や義援金をいただき、あるいは能登に駆けつけられボランティア活動と、大変ありがとうございました。
 最近一番目立つのは家屋や納屋等が公費・私費で解体され、その空き地が目立ち寂しさを感じます。道路は解体した廃棄物を運ぶダンプカーの列がひっきりなしで、しかも全国各地のナンバーが行き交っています。 続きを読む


新春メッセージ 中園 謙二

新春メッセージ

地域活動や世代間交流を通じて、平和の大切さや国際情勢への理解を深める機会を創出する

日本青年団協議会第41代会長 中園 謙二

 

 

 平素より本会並びに地域で活動する青年たちに格別のご高配を賜り、厚くお礼申し上げます。
 日本青年団協議会は、その結成以来、青年の生活を豊かにすることを目的に地域活動を続けてきました。読書や趣味、家庭生活の重要性を訴えるベストセラー『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』は、現代社会の課題を反映しています。仕事に追われる日常の中で、自分らしさを保つためには仕事、家庭、趣味のバランスを取ることが重要です。地域青年団はこの理念に基づき、地元での文化・スポーツ活動や世代間交流を通じてコミュニティづくりに貢献してきました。 続きを読む


新春メッセージ 西島 藤彦

 新春メッセージ

政治の変革にむけて共同の闘いを大きく前進させよう

部落解放同盟中央執行委員長 西島 藤彦

 

 

 昨年10月の衆議院総選挙では、統一教会や「裏金問題」に真摯に向き合うことのない石破政権に対して、与党の過半数割れという大きな怒りが叩きつけられました。
 石破政権は、一部野党との協議をすすめ、かろうじて政権を維持していますが、すでに求心力を喪失しつつあります。しかし、臨時国会での補正予算では、能登半島大地震の復興・復旧予算の3倍もの軍事費を計上し、憲法改悪をすすめる姿勢を鮮明にしています。また、「裏金問題」の解明や企業・団体献金の禁止などにも消極的で、自民党総裁選での訴えとは逆に「前言撤回」「言行不一致」が指摘され、これまでの政権同様、物価高や不安定就労、長時間労働に苦しむ市民生活を無視した自民党政治を続けようとしています。 続きを読む


新春メッセージ  髙良 鉄美

新春メッセージ

戦後80年、「現在および将来の国民」の責任

沖縄社会大衆党委員長・参議院議員 髙良 鉄美

 

 

 

 新年明けまして、おめでとうございます。今年も日本の進路をしっかりと見つめながら、実(巳)のある活動をされることと期待しております。巳年の意味は、長く隠されてきたものが露呈したことによって、劇的な変化が起きる年になるということのようです。沖縄に関連して、密約がよく話題になりますが、果たして、この巳年、どのような政府の行為、秘密が、明るみになるのでしょうか? 続きを読む


新春メッセージ 沖縄県知事

新年のメッセージ

沖縄県知事 玉城 デニー

 

 

 

 ハイサイ グスーヨー イイソーグワチデービル
 新年明けましておめでとうございます。
 自主・平和・民主のための広範な国民連合に集う皆様には日々のたゆまぬ御活躍とご努力に対し深く敬意を表しますとともに、沖縄における諸課題へのご理解と私どもへの温かいお力添えを賜りまして、心から御礼を申し上げる次第です。
 私が知事に就任して約6年が経過しようとしておりますが、皆様のお力添えにより、沖縄県が抱える様々な分野の課題について、着実に取り組みを進めることができたものと考えており、重ねて御礼申し上げます。 続きを読む


食料自給の確立へ

農作業の中から見えてくる農業・農村の課題

農事組合法人八頭船岡農場組合長/全日本農民組合共同代表 鎌谷 一也

 

 

 私は、旧町単位で270ヘクタールの水田を集積している農事組合法人の組合長を引き受けています。法人では食用米栽培のほかに、飼料米・飼料稲、小麦、大豆、キャベツ、白ねぎ等の作物のほか、原木シイタケ栽培や繁殖和牛経営も行っています。 続きを読む


再生産可能な農業所得確保へ

直接支払などを求め組織一丸となって運動展開する

北海道農民連盟委員長 大久保 明義

 

 新年あけましておめでとうございます。また、「広範な国民連合第26回全国総会」のご成功を心からお祝い申し上げます。
 日頃より北海道農民連盟の活動に対しまして、ご支援・ご協力を賜り感謝申し上げます。 続きを読む


敗戦80年 井上 洋子

長生炭鉱の坑口を市民の力で開けた
次は死者に会いに行く

長生炭鉱の水非常を歴史に刻む会 共同代表 井上 洋子

 

 

事故は石炭供出を優先
した「人災」だ

 1942年2月3日早朝、山口県宇部市にあった長生炭鉱の天井はついに水圧に耐え切れず崩れた。戦時下の石炭増産が国からの至上命令だったなか、海底炭鉱の大規模な水漏れを補修しながら、石炭採掘を強行したためだ。奥の浅く危険な採炭場には、朝鮮半島から連れて来られた朝鮮人坑夫たちが配置され、彼らは流れ込む海水に瞬く間にのまれた。犠牲者183人のうち7割に及ぶ136人が朝鮮人だった。

「刻む会」は朝鮮人犠牲者の追悼碑建設と遺骨発掘事業の功績により、第12回リ・ヨンヒ賞特別賞を受賞した(12月2日、ハンギョレ新聞本社)

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敗戦80年 平野 伸人

被爆80年の新年に
核兵器廃絶・平和への決意を込めて

平和活動支援センター 平野 伸人(被爆体験者訴訟の原告団相談役、全国被爆2世団体連絡協議会・特別顧問)

 

 

 

 2024年は、日本被団協(日本原水爆被害者団体協議会)がノーベル平和賞を受賞したこともあって、私の進めている高校生平和大使や高校生1万人署名活動にも注目が集まった年の瀬でした。私の平和活動のこの40年の歩みを考えると感慨深いものがあります。一方では、私が長らく関わり、知人・友人の多い韓国で戒厳令が出された事件もあり、たいへん心配しています。 続きを読む


労働運動の課題

中小が主役の25年春季生活闘争

ものづくり産業労働組合JAM会長 安河内 賢弘

 

 

 いよいよ2025年春季生活闘争に向けた職場討議が始まります。25春闘は中小春闘をど真ん中に据えて、中小労働者が主役の春闘にしていかなければならないと決意を新たにしています。 続きを読む


座談会 ジェンダー平等が進まない日本

 

 政策決定の場に女性がいないことが危機を生む 

女性の一歩踏み出す勇気が
社会を変える

左から、北谷町議会議員の仲宗根由美さん、沖縄県議会議員の山内末子さん、大学非常勤講師の親川裕子さん

沖縄女性新春座談会
親川 裕子(大学非常勤講師)
仲宗根 由美(北谷町議会議員)
司会 山内 末子(沖縄県会議員)

 

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2025年新しい政治を考える 山本 正治

「日本を変える!どう変える?」

全国で大討論を呼びかける

編集長 山本 正治

 

 第26回総会で、「日本を変える!政治を変える!」大討論と題してシンポジウムを行った。山崎拓元自民党副総裁の来賓あいさつに続いて鳩山由紀夫元総理の基調的な問題提起に始まった大討論は、刺激的で、日本を変え政治を変える「大討論」と言うのにふさわしいものだったと自賛したい。 続きを読む


2025年新しい政治を考える 古賀 茂明

絶対に戦争しない公正な社会めざそう

日米関係を考え直すチャンスが来た

古賀茂明政策ラボ代表 古賀 茂明(元経済産業省)

 

 

 

政治が右にシフトした

 総選挙で自民党が大敗したという意味で、右傾化を止めたかのように表面的には見えます。でも、実は、全体として見ると右傾化の流れは止まっていない。維新の勢いは止まりましたが、保守党や参政党も大きく伸びた。それから国民民主がものすごい勢いで躍進しました。 続きを読む


新年のごあいさつ

代表世話人 羽場 久美子(青山学院大学名誉教授) 他一同

 

 あけましておめでとうございます。
 昨年の総会で代表世話人に新たに鈴木宣弘先生と共に選出いただき、大変光栄であると同時に、錚々たる皆さまのご活躍の前に、不十分さと責任を痛感しております。
 この間、ロシアのウクライナ侵攻やイスラエルのガザ侵攻などで、マスコミから私は呼ばれなくなってしまいましたが、逆に全国から講演依頼が増え、この2年で国内、国外を含めて200地域に及んだと思います。中国、韓国からもこの間何度も招聘を受けました。そうした中で、広範な国民連合の皆さま方のそれぞれの地域での実践的で素晴らしい活動に多くを学ばせていただきました。 続きを読む