朝鮮の「今」を理解し、市民への情報還元も
北原 守(福岡県日朝友好協会会長、元福岡県議会副議長)
朝鮮民主主義人民共和国(朝鮮)の平昌五輪への参加などもあって、米朝関係は一時的には緊張緩和の状態にあるが、本質は変わらないと考えている。朝鮮側は、圧力には絶対に屈せず、米国が核保有国と認め、平和協定を結ぶまでは核・ミサイル開発はやめないとしており、一方で日米は、北朝鮮が核政策を放棄(非核化)するまでは圧力を最大化するとし、制裁をさらに強化しようとしている。このまま真逆の対立が続けば、米朝間のチキンレース(ののしり合い)はさらに激化し、戦争の危機が実際化すると見ているのは私だけではあるまい。 続きを読む