争うよりも愛したい。神谷 美由希

全国連帯11・23 沖縄県民平和大集会

若者・先輩、保守・革新の分断を超えて協力する

ゼロエミッションラボ沖縄 神谷 美由希

左から神谷美由希さん、平良友里奈さん、山城博治・県民の会事務局長、右端が瑞慶覧長風・南城市議(9月24日、沖縄市でのキックオフ集会で)

私は、9月24日のキックオフ集会で司会を務めさせていただきました。
 今、台湾有事の危機があるなかで、私たちは絶対に戦争に反対することを国内、世界中に発信していかなくてはいけない大事な局面にあります。
 去年から私はその危機感を強くし、平和活動に力を入れることにしました。
 今、私たちは「戦争反対!」と国内外でアピールしないといけないという強い思いでこの活動をしています。


 戦争反対は、若者・先輩、保守・革新の分断を乗り越えて協力することが必要です。今沖縄では実際に、少しずつ20代の若者も協力したいと一緒に行動する方が増えてきてくださっています! これは大きな希望です。今私たちは、若者も先輩も一緒に、どうしたら万人規模の会にできるのか、考え方や価値観の違いもあるなかで、それを超えて一生懸命に対話して創り上げています。
 先輩たちから学ぶことも多く、とても貴重な機会になっています。この今の経験がこれからの沖縄を創るうえで大事だと思っています。この対話こそ平和への道だと思います。
 私は平和外交の活動をしていて外国の方とも交流することが多く、対話とは何かを考える機会が多くあります。私たちは日々人と関わるなかで、時に理解し合えなくて対立してしまうことがあります。
 特に他国の人に対しては、その傾向が強いです。「〇〇人はこうだ!」と決めつけてしまいます。戦争を起こそうとする人たちは、相手を悪魔化して分断をつくろうとするといいます。私たちは簡単にその手に乗ってしまってはいけません。
 対話とは、正しさの競争をせずに、どんなに知識がなかったり、情報がなかったり、誤ったりしていたとしても、許容する、否定しないということです。理解し合うことが重要です。そしてそれは可能です。
 この対話を、愛をもって、沖縄中、日本中、世界中の人たちとしていきたいです。そして、沖縄を基地の島ではなく平和の象徴の島にしていきたい。
 県外でも多くの方が沖縄に想いを寄せて連帯を!と思ってくださっていることは聞いていますし、SNSでも感じています。本当にありがとうございます。
 皆さん、ぜひ沖縄に来てください。皆さんと一緒に平和な世界を創っていきたいです! 沖縄でお待ちしています。