争うよりも愛したい。 平良 友里奈

万人が集まりたくなる平和集会に向けて

東アジア共同体研究所 琉球・沖縄センターYoung Friendship Okinawa-YouFO
平良 友里奈

 私たちは当初から、若い人たちが参加したくなる集会を開催するにはどうしたらいいのかと、ずっと模索し続けています。参加しやすい雰囲気を大切にしつつ、危機的な状況もちゃんと知る機会となってほしい。


 戦前かのようなこの危機に立ち向かうためには、シニア世代のパワーも若者のエネルギーもどうしても必要。私は大きな愛のエネルギーをつくりだして、立ち向かいたい、と新聞などにも投稿してきました。そんななか、ある時言われました。
 平良さんが言ってる愛のエネルギーってなんですか? 具体的にどういったことですか? と。
 その質問をされた時、この方にどのように伝えたらいいのだろう、そしてそう思っている方はたくさんいらっしゃるだろう、と。そして、スイミーを思い出しました。
 スイミーなら誰もが分かるなと。
 スイミーとは小さなかしこい魚のお話です。
 内容を簡単に説明すると――
 小さなさかなの兄弟たちがたのしく暮らしていたのに、
 ある日、おそろしい、大きなまぐろがおなかをすかせて
 すごいはやさでミサイルみたいにつっこんできて、ひとくちで1匹残らず飲み込んでしまいます。
 そこで、残ったのはスイミー。
 スイミーは悩みに悩み、考えて、行動を起こします。
 そして小さな魚をたーっくさん集めて、
 海でいちばん大きな魚のふりをし
 大きなマグロを追いだしました。
 そんなストーリーです。
 沖縄に生きる私たちは今
 スイミーのように結束して
 沖縄に戦争を持ち込むアメリカ政府、日本政府に立ち向かい、追い出していきたい!
 これをアートで表現し、学生や子供たち、親子世代が行きたい!と思う集会になるよう、工夫しようと。
 幅約3メートル
 長さ約10メートルの大きなシートに
 沖縄の高級魚として知られるミーバイをモチーフに
 巨大アート、スイミーバイを描きます。
 画家「知名久夫」さんが総監修となってこのアートに協力してくださいます。
 1匹ずつ魚の形をしたビニールシートに、
 平和への願いや想いを書き、その魚を貼って完成させます。
 一人一人の想いや力がいかに大切なのか、そして勇気を出して行動を起こすことの大切さも感じられる、そんな機会になれたらいいなと心から願います。