2021 新年のご挨拶 金城 徹 さん

復帰50年を前にした沖縄・保守の立場から訴える

「従米」脱却の日本へ新たなスタートの年に

「新しい風・にぬふぁぶし」共同代表 金城 徹

 

 

 旧年は新型コロナウイルスに翻弄された一年で、明けた年もまた、それが降りかかってくると思います。われわれはこれまでの価値観で御しきれない問題を突きつけられているわけです。政治も行政も、特に沖縄では経済も含めてです。新しい年は皆で知恵を絞って、乗り切っていく年にしたいと思います。コロナを制して、政治、行政、何よりも経済を立て直し、人びとの暮らしを立て直す一年になるのではないか、しなくてはならないと決意しています。 続きを読む


2021 新年のご挨拶 高良 鉄美 さん

沖縄社会大衆党委員長、参議院議員 高良 鉄美

 明けましておめでとうございます。昨年はコロナで始まり、コロナで終わった感があります。個人的には「辛」型コロナの一年でした。
 沖縄では、6月の県議選がこれまでと違った選挙運動となり、沖縄社会大衆党(社大党)の大城委員長が惜敗する事態となりました。社大党の委員長後任選出問題が持ち上がり、2カ月近くも民主的議論を重ねた結果、私が9月末に新委員長に選出されました。しかし、入党1年ほどで政治家としてのキャリアも短い者に、節目の新委員長の大役を託すという社大党の決断は党史上初のことで、大変重く受け止めています。沖縄社会大衆党の名と歴史に恥じないよう、党はもちろんのこと、多くの県民の思いをも取り込んでいくことに尽力したいと思います。 続きを読む


2021 新年のご挨拶 屋良 朝博 さん

衆議院議員 屋良 朝博

 「日本の若者はなぜ社会問題を議論しないのか?」
 昨年、ある時同席した駐日スウェーデン大使から問われた。私たちは答えに窮し、貴国の若者はどうですか、と問い返した。大使は「スウェーデンの若者は未熟だと思われるかもしれませんが、自国だけでなく世界の問題について真剣に論議する」と語った。 続きを読む


2021 新年のご挨拶 照屋 大河 さん

沖縄県議会議員 照屋 大河

 「アフター・コロナ」時代の到来を願いつつ、今年も沖縄の諸課題解決のための政治を頑張ってまいります。
 膨大な米軍基地を抱える沖縄では、民間地と米軍施設の境界線が「フェンス1枚隔てただけ」という地域が少なくありません。多くの日本人従業員が基地の中で働いており、県民の生活は米軍と密接な関係にあります。新たな基地負担が浮き彫りになりました。 続きを読む


2021 新年のご挨拶 組坂 繁之 さん

部落解放同盟中央執行委員長 組坂 繁之

 昨年は、新型コロナウイルス感染症の世界的な流行によって、私たちの生活はもちろんのこと、人権や平和の確立を求める闘いにも、多くの制限や制約があるなかでの取り組みになりました。
 何よりもこれまでの医療制度の改悪、福祉や社会保障関係予算を削減してきたことが、医療崩壊を生み出している点では、まさに経済優先をすすめてきた政治による「人災」であるといえます。さらに安倍政権を継承するとした菅政権も、いっそうの経済優先政策をすすめることで、全国的な感染拡大の状況が続いています。 続きを読む


2021 新年のご挨拶 中園 謙二 さん

日本青年団協議会 会長 中園 謙二

 日頃より労働者や商工自営業者、農林漁業者をはじめ広範な国民の連合を発展させるべく運動に取り組まれている貴団体の皆さまに深く敬意を表し、全国の青年団を代表してメッセージを送ります。
 新型コロナウイルス感染症によって世界規模で起こる未曽有の事態が、私たちの生活を大きく脅かし続けた2020年。大きく変化する環境の中で、私たちは常に何かを選択し、決断しながら生きていかなくてはなりません。私たちを取り巻く生活環境、職場環境、社会環境は一年前とは大きく変わりました。日青協では、多様化が多様化を生み、社会が複雑化する今だからこそ、あらためて私たちの運動の原点は何か、足元は何かを考え直す良い機会と受け止め、今一度組織再編に向けて動き始めました。 続きを読む


2021 新年のご挨拶 中家 徹 さん

一般社団法人 全国農業協同組合中央会 会長 中家 徹

 新型コロナウイルスは、農業分野でも需要減退による価格低下が幅広い品目で発生し、今もその影響が残っているものもあります。大きな影響を受けている生産者の方々を支援するため、消費拡大対策などに取り組んでいますが、先が見通せないなか、当面は苦しい状況が続くものと想定されます。 続きを読む


2021 新年のご挨拶 西原 正行 さん

北海道農民連盟委員長 西原 正行

 昨年は何よりも新型コロナウイルスの感染拡大によって、われわれの生活が大きく変貌した年でもありました。生産現場においても外国人研修生が来日できなくなったため、農作業が滞るなどの影響があったほか、外食産業を中心に農畜産物の需要が大幅に減少し、価格などにも悪影響を及ぼしており、少しでも早い終息を願うばかりです。 続きを読む


2021 新年のご挨拶 村田 くるみ さん

高等教育無償化プロジェクトFREE 総合コーディネーター 村田 くるみ

 学生が置かれる立場はコロナ以前より一層増して緊急を要する事態へと変化したことが、私たちが4月から行ったアンケート調査からも判明しまた。アルバイトなしでは送れない大学生生活や、学生アルバイトが保護されない非正規雇用の実態などが如実に学生を蝕む存在として表面化しました。 続きを読む


2021 新年のご挨拶 劉 洪才 さん

中国国際交流協会副会長 劉 洪才

自主・平和・民主のための広範な国民連合の皆様
 新年の初めにあたり、中国国際交流協会を代表して、皆様に新年のご挨拶を申し上げますとともに、新しい一年、貴連合の事業のさらなるご発展をお祈りいたします。 続きを読む


球磨川豪雨の溺死者個別調査と流域治水

何が生死を分けたのか?

命をつなぐ政治をめざして

参議院議員(前滋賀県知事) 嘉田 由紀子

近代技術主義、自然環境保全主義、生活環境主義

 「ダムさえ造ったらどんな大雨でも枕を高くして眠れる」というダムの効果を頭に刻み込まれてきた人びとは多いのではないだろうか。昭和30年代以降、多目的ダム建設が各地で進み、近代巨大技術への依存心が人びとの心に刻みつけられた。巨大技術は専門性と巨額の公共投資を必要とし、「政界」「財界」「学界」の三位一体システムがつくられた。このような行動に潜む価値観を「近代技術主義」と呼ぼう。 続きを読む


コロナ禍におけるJAM運動の推進

労働運動で未来を変えられると信じて

ものづくり産業労働組合JAM会長 安河内 賢弘

 時代の要請にそぐわないのは十分に承知しているが、コロナ禍において働く人々の困難や不安に寄り添うためには会って話すことが重要であり、会社と交渉して一定の譲歩を引き出すためにはWEB会議システムでは不十分である。一方で会社側のコロナ対策は過敏だと思えるほど厳格である。 続きを読む


宮古島市長選 ■ 市民が熱望する「市政刷新!!」

市長選(1月17日)で市民の願いを実現する

沖縄県議会会派「てぃーだネット」 國仲 昌二

 1月17日に宮古島市長選挙が行われる。「市政刷新!!」をめざすわれわれは昨年11月、「座喜味一幸」を予定候補者に決定したばかりでの超短期決戦である。
 現在3期目の市長の強権的・非民主的と思われるような行政運営に、多くの市民から厳しい視線が向けられている。
 市長選が近づいて、市民の間では「現職ではだめだ」「市政を変えよう」との声が市民の間で広がっていった。「オール沖縄陣営と保守の前県議座喜味氏の支援者が一緒になれば現職を倒せるのではないか」との市民の期待感は高まった。 続きを読む


2021年 年頭のごあいさつ

新年あけましておめでとうございます

自主・平和・民主のための広範な国民連合 代表世話人一同

 新しい年を迎えました。コロナ禍の厳しい状況の下で、命を守り平和と生活向上を求め闘い続けておられる全国の皆さま、とりわけ玉城デニー知事を先頭とする沖縄の皆さまに連帯と感謝のごあいさつを申し上げます。 続きを読む