中国敵視ではなくアジアの平和交流こそ展望
伊波 洋一 参議院議員に聞く(文責、編集部)
2月4日の名護市長選挙の結果については、渡具知武豊候補がかなりの票差で稲嶺進前市長に勝利したということで、大変大きなショックを全国の皆さんに与えたと思う。
現地の皆さんも大変なショックを受けている。マスコミなど事前のさまざまな予測でも激戦であるとは伝えられていたが、これほどの票差がつくとは全く予想していなかった。 続きを読む
伊波 洋一 参議院議員に聞く(文責、編集部)
2月4日の名護市長選挙の結果については、渡具知武豊候補がかなりの票差で稲嶺進前市長に勝利したということで、大変大きなショックを全国の皆さんに与えたと思う。
現地の皆さんも大変なショックを受けている。マスコミなど事前のさまざまな予測でも激戦であるとは伝えられていたが、これほどの票差がつくとは全く予想していなかった。 続きを読む
10月11日に沖縄県東村高江で起こった米軍ヘリ墜落事故について、SEALDs ・RYUKYU の元山仁士郎さんの広範な国民連合・神奈川総会での報告の一部と松永勝利「琉球新報」編集局次長・報道本部長の特別評論(琉球新報10月13日付)を筆者と琉球新報社の了解を得て掲載します。
松永勝利(琉球新報編集局次長・報道本部長)
亜熱帯性常緑広葉樹のイタジイの木々がうっそうと生い茂っている。周囲には虫の鳴き声が絶えず響き、柔らかな風も吹いている。
厚い雲に切れ目ができ、森の端に広がる牧草地に日差しが降り注いだ。鮮やかに輝く緑の平地に、黒く焼けただれた巨大な物体が横たわっている。やんばる原生の自然の中、ひときわ異物感を漂わせていた。
沖縄県東村高江で起きた米軍ヘリ炎上事故。翌日昼の現場には、大勢の報道陣が詰め掛けていた。周囲は規制線が張られ、大破した米軍普天間飛行場所属のCH53E大型輸送ヘリコプターには近づくことができない。 続きを読む
10月11日に沖縄県東村高江で起こった米軍ヘリ墜落事故について、SEALDs ・RYUKYU の元山仁士郎さんの広範な国民連合・神奈川総会での報告の一部と松永勝利「琉球新報」編集局次長・報道本部長の特別評論(琉球新報10月13日付)を筆者と琉球新報社の了解を得て掲載します。
元山仁士郎(SEALDs・RYUKYU、大学院生)
この総選挙で、沖縄で争点になったのは米軍基地問題でした。これは、沖縄だけでなく全国で争点になるべきなのですが、残念ながらそうはならなかった。これがまず、選挙でもそうですが、日本の政治の一番といってよい問題です。辺野古での新基地建設問題と普天間基地閉鎖の問題がずっと争われてきています。それにオスプレイの事故、不具合が相次いでいます。 続きを読む
山内末子(前沖縄県議会議員)
本稿は、第14回全国地方議員交流研修会の第5分科会「首長交代!豊かに暮らせる地域をめざし、国に物申す自治体をつくる」での発言に、時間の制約で触れられなかった点を本人が加筆修正されたもの
私は沖縄県中部にあるうるま市の市議会議員を経て沖縄県議会議員を3期務めてきました。そして今年の2月、うるま市長選に立候補するということで県議を辞して市長選に取り組みました。 続きを読む
5月20日、福岡県北九州市で、「福岡(門司地区)から辺野古埋め立て土砂搬出STOP! ふるさとの土は一粒たりとも戦争に使わせない! 福岡県民の集い」が開催され、県内各地から約140名の人びとが参加した。
この集会は、事務局担当の広範な国民連合・福岡をはじめ、労働組合や市民団体、個人が参加する実行委員会が主催し、200を超える団体・個人が賛同して運営を支えた。 続きを読む
1952年のサンフランシスコ講和条約発効から65年目にあたる4月28日、「沖縄と連帯し、オスプレイ配備反対・米軍横田基地を撤去しよう 4・28 日米地位協定の抜本改正を求める東京集会」が開催された。
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『「日米合同委員会」の研究』の著者・吉田敏浩さんに聞く
日米合同委員会は隔週の木曜日に、都心のニューサンノー米軍センターや外務省で会合を開いている。外務省北米局長が日本側代表に、法務省、農林水産省、防衛省、財務省などの高級官僚が代表代理(2016年10月現在)になっています。米側は在日米軍副司令官が代表で、在日米大使館公使を除いてほかは全員軍人です。こんな会合が何十年も密室で開かれて、米軍優位の日米地位協定の解釈や運用について協議している。そこでは米軍の要求が通っているのが実態です。 続きを読む
「触るな、くそ。どこつかんどんじゃボケ。土人が」「黙れ。こら、シナ人」
この耳を疑うような、侮辱的な差別暴言は、10月18日、高江のヘリパッド建設阻止行動に参加した芥川賞作家・目取真俊氏に浴びせられたものだが、われわれウチナーンチュ全体に向けられたものであろう。暴言を発したのは、大阪から来た20歳代の機動隊員2人だが、機動隊を派遣したのは安倍政権そのものであり根は深い。 続きを読む
玉城義和さんを追悼し、昨年の広範な国民連合全国総会での発言要旨を紹介します。
【2016年11月22日、広範な国民連合第22回総会記念シンポジウムでの玉城義和さんの発言】
日本の政党を定義づけるときの一番簡単な方法は、アメリカとの距離感を測ることです。つまり、アメリカとどのくらい距離をもって政治に接しているかを考えれば、その政党の位置が大体分かります。
なぜ安保法制がそれほど民意を得られないのか。アメリカとの距離感がないからではないでしょうか。自民党はアメリカとズブズブの距離感をもっている人たちです。アメリカと差がないことに、安保法制の議論が深まらない理由があるのだろうと思います。 続きを読む
ひやみかち宜野湾うまんちゅの会顧問 石川元平
『戦う民意』ーこれは、翁長雄志沖縄県知事が角川書店から「緊急出版」(12月15日)した本のタイトルである。翁長知事は、これまで安倍総理や菅官房長官と直接会談をし、知事の発言全文及び要旨は、中央紙や地方紙にも掲載された。また、社説などでも論評されてきた。日本政府と沖縄県が裁判闘争に突入したことも周知の通りである。
自主・平和・民主のための広範な国民連合は10月4日、第4回全国世話人会議を開き、10月30日告示、11月16日投開票の沖縄県知事選挙において、翁長雄志(おなが たけし)予定候補の推薦を決定しました。
翁長候補勝利のため、全国のみなさんにご支援と選挙資金カンパを訴えます。