2010年2月アーカイブ

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県内移設ならば、沖縄は島ぐるみの闘いを展開

日米安保を問い直す国民的議論を

沖縄県議会議員 玉城 義和

名護市長選の勝因

 米軍普天間基地の移設問題が争点になった名護市長選で、辺野古移設に反対する稲嶺候補が現職候補を破り、勝利しました。
 勝因の一つは、現職側が「政府・自民党とパイプがなければどうにもならない」と言ってきたことが、政権交代によって、ブーメラン現象のように自分に返ってきたからです。もう一つは、前原国交大臣・沖縄北方担当相が「基地問題と振興策は切り離す」と言明したので、基地と振興策をリンクしてきた現職市長の存在理由がなくなりました。さらに、市政の無能力や不透明性も表面化しました。

密かに進む空母艦載機部隊の移駐

密かに進む空母艦載機部隊の移駐

前岩国市長 井原 勝介

 沖縄の蔭に隠れてあまり知られていないが、岩国は、政権交代の効果が全くなく重大な局面を迎えている。最近の状況を報告する。
 昨年12月25日閣議決定された来年度政府予算案に、空母艦載機部隊の岩国移駐に関連する経費約270億円が計上された。その中には、移駐に伴い必要となる米軍住宅建設用地として愛宕山を買い取る経費約199億円も含まれている。

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