日中不再戦一覧

日中不再戦 ■ 訪中報告 春口 あかね

「知る」「感じる」「伝える」、これが私たちの責任

春口 あかね(筑紫野市議)

 私は昨年に次ぐ訪問だったが、たった1年で改めて中国の急速な発展に目を見張らされた。
 同時に、とくにハルビンで出会った青年たちの「歴史をしっかり学んでください。そして、二度と戦争をしないよう、私たちの世代で友好を築きましょう」とのメッセージを重く受け止め、日中双方が共に平和を追求し、さらに繁栄を共有していくための一歩を踏み出したい。
 以下、報告します。 続きを読む


日中不再戦 ■ 訪中報告

友好交流を進める九州自治体議員の会第2次訪中団

牧瀬あきこ(鳥栖市議)春口あかね(筑紫野市議)

帰国機中感想対話

左・春口あかねさん、右・牧瀬あきこさん

 日中不再戦・友好交流を進める九州自治体議員の会(準)は、原竹岩海・福岡県議を団長に10人の団で4月21日~26日、中国を訪問した。北京、ハルビン、瀋陽の各都市を訪問して各方面の方々と意見交換、交流し、また、日本軍の中国東北部(旧満州)での侵略の実相を見聞し歴史に学んだ。日中不再戦・友好交流の旅だった。 続きを読む


敗戦後80年に 私の体験

日本の中国侵略そして敗戦
新中国成立と日中国交正常化へ

NPO法人大阪府日中友好協会副会長 戸毛 敏美

 

 

 

 1931年9月18日に始まるいわゆる「満州事変」などを口実に、日本軍は華北(中国東北部)への侵攻を強め、翌年、「満州国」をデッチ上げます。日本陸軍の獣医として父と母はハルビンへ派遣され、私は36年に中国東北部の黒竜江省ハルビンで生まれ、戦中・戦後の22年間を中国で生きることになりました。 続きを読む


報告 ■ 日中不再戦、九州自治体議員の会準備会合

力を合わせて戦争への流れを止める

決意表明する訪中団長西聖一・熊本県議とメンバーたち

 「日中不再戦、平和友好を進める九州自治体議員の会」設立準備会・記念講演会が4月13日、福岡市内において開催され成功裏に終了した。地元福岡をはじめ九州各県から自治体議員や一般参加者を含めて80人ほどが参加し、議員の会の結成に向けて協力し合うことが確認された。

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東アジアの戦争と平和日本の進路

 世界戦争の一環としての東アジアの戦争

日中不再戦を、市民・自治体から!

世界国際関係学会アジア太平洋会長、京都大学客員教授 羽場 久美子

九州自治体議員の会準備会合で記念講演(4月13日、福岡市)

 

 

 

 

1.東アジアの戦争

 2024年3月25日の「朝日新聞」。「変わる戦場、まるで『ゲーム』」と題して、AIとドローンを駆使した戦争が、ウクライナでロシアに対して、イスラエルでガザに対して、先進国の最新兵器で戦われていることが、イスラエル・テルアビブでの会合に出席するアメリカのデータ解析企業「パランティア・テクノロジーズ」の幹部ハリス氏へのインタビューを通して語られている。彼らは「イスラエル軍に戦争を支援するための技術を提供する」ことで合意した、と。どちらの戦争もアメリカのAI兵器で戦われている!

日露戦争で、日本のロシア攻撃をあおる英米(G・ビゴー)

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