各地の国民連合一覧

各地の活動 ■ 日中不再戦九州議員の会・訪中報告を広げる

衝撃の「七三一部隊罪証陳列館」訪問を報告

 

 日中不再戦・平和友好を進める九州自治体議員の会(準)は4月21日~26日、10人の団で中国を訪問した。昨年に次ぐ第二次訪中団で、団長は原竹岩海福岡県議会議員、副団長を中川義行宮崎市議会議員が務めた。団は、北京、ハルビン、瀋陽、撫順の各都市を訪問して各方面の方々と交流し、特に中国東北部では旧日本軍の侵略行為の実相を学んだ。概要については、「日本の進路」6月号で報告されている。 続きを読む


熊本に敵基地攻撃ミサイル配備

高まる住民の不安 平和めざす幅広い運動を

広範な国民連合・熊本事務局 渡邉 浩

 7月29日、地元紙熊本日日新聞が「防衛省、健軍に長射程ミサイル 25年度末、敵基地攻撃能力を保有」と報道しました。ミサイルは、熊本に続いて大分の湯布院駐屯地、沖縄の勝連分屯地にも配備されます。健軍駐屯地ではすでに、司令部の地下シェルター化も進められていて、住民の間で不安が高まっています。 続きを読む


長崎・8月13日シンポジウム

敗戦・被爆80年シンポジウムに参加して

長崎大学多文化社会学部3年、サークルK長崎副代表 花城 陽樹

 

 シンポジストとして登壇する機会をいただきました、長崎大学多文化社会学部3年の花城陽樹です。現在は、大学の公認サークル「サークルK長崎」で「子ども×平和」「平和を語り合えるものに」をテーマに、この星の主人公である子どもたちと一緒に平和活動を行っております。 続きを読む


長崎で8月13日シンポジウム開催

敗戦・被爆80年 過去・現在と向き合い未来をつくる

 「敗戦・被爆80年 過去・現在と向き合い未来をつくるシンポジウム」が長崎市内で8月13日、実行委員会主催で開かれ、一般社団法人MICHISHIRUBEと自主・平和・民主のための広範な国民連合・長崎が共催した。参加者は約100人、10歳代から30歳代の若者の参加が目立った。 続きを読む


各地の活動 ■ 神奈川

日米地位協定改定を求める世論形成へ

 意見書提出を求めて県下全自治体6月議会に陳情・請願

 広範な国民連合・神奈川は3月末、日米地位協定改定を実現するため県下のすべての自治体議会で意見書提出を求め県民、団体と協同して世論を盛り上げるとの方向を確認した(本誌4月号参照)。結果は、大和市・伊勢原市・鎌倉市・藤沢市・中井町・葉山町の6自治体議会で意見書を採択した。陳情の「趣旨了承」としながら、国に対して意見書は出さないとした議会も二つあった。その他は不採択や審議なしで机上配布のみ。提出期限に間に合わなかった自治体もあった。 続きを読む


地域からの報告

 大牟田で「令和の百姓一揆」に連携

農民と消費者の相互理解を促進

 シンポジウム「みんなで語ろう『食と農の今を考える』」を福岡県大牟田市で4月19日、市民団体「いちのたんぼの会」と広範な国民連合・大牟田地区懇談会の共催で開催しました。110人を超える人たちが参加。この課題での関心の高まりを実感しました。3人の県議会議員をはじめ多くの自治体議員の方々も参加していただき、有明海を渡って長崎県島原市から駆け付けてくださった方もおられました。 続きを読む


日米地位協定の抜本改定をめざして 2

『日米地位協定とは何か』講演学習会(横浜市、2月22日)

国家主権を持たないことの危うさを知る

『日米地位協定とは何か』講演学習会

 「日米地位協定とは何か」第二弾、伊勢埼賢治さん講師による講演学習会が2月22日、横浜市のかながわ労働プラザ(Lプラザ)で200人を超える参加で熱気のうちに開催された。第一弾は昨年6月8日、布施祐仁さんの講演で、この時は170人(オンラインも含む)の参加だった。 続きを読む


各地の活動 ■ 広範な国民連合・神奈川 第22回総会

県民各界各層の広範な連合促進をめざして

 広範な国民連合・神奈川は12月8日に第22回総会を開催した。総会では、①日中不再戦の世論を促す、②日米地位協定の抜本改定を求める世論を高める、③オピニオンリーダー誌の月刊『日本の進路』の大量普及を進める――この大きな3点の課題を確認した。新たな世話人4人と世話人会議への二人のオブザーバー参加を決定、決意を新たにした総会となった。 続きを読む


各地の活動 ■ 広範な国民連合・熊本 第2回総会開く

『平成百姓一揆』出版記念講演で内田敬介氏が熱く語る

 12月7日、熊本市の大江公民館で、自主・平和・民主のための広範な国民連合・熊本の第2回総会が開かれました。どうやって政治を変えるか、運動を前進させるか、昨年11月の結成以来の1年間の活動を振り返り、これからの方針を討議、決定しました。 続きを読む


各地の活動 ■ 広範な国民連合・長崎 第28回総会開催

日中不再戦! 沖縄・九州を再び戦場にしない!

 昨年12月7日、広範な国民連合・長崎第28回総会を長崎県勤労福祉会館にて開催した。
 冒頭、中村住代代表世話人が、「日本は米国に追随するのではなく、アジア諸国との連携が今後ますます重要となってくる。2025年は被爆80年、敗戦80年の節目の年で、被爆県として『核兵器廃絶』『ナガサキを最後の被爆地に』、アジアとの歴史的・地理的にもかかわりの深い長崎県だからこその『日中不再戦』『新時代の日中平和・友好をめざして』のスローガンのもと、次世代へ託すメッセージを発信する年にしたいと思います」とあいさつし、県総会を方向づけた。 続きを読む


各地の活動 ■ 広範な国民連合・愛媛 第26回総会

若い世代、女性に頼り運動の再構築をめざす

 

 2024年12月8日、広範な国民連合・愛媛の第26回総会が開かれた。
 全国代表世話人からのメッセージが読み上げられたのち、まず全員で「ノーモア沖縄戦えひめの会」運営委員の高井弘之さんの講演DVD(24年8月、沖縄でのシンポジウム基調講演)を見た。 続きを読む


[各地の活動] 広範な国民連合・福岡 第22回総会

「沖縄に学び・連帯」「日中不再戦」「広範な連携促進」を確認

 広範な国民連合・福岡は第22回総会を10月5日に福岡県教育会館で開催した。
 司会を共同代表の高久明雄氏が担当し、共同代表の中村元氣氏が開会あいさつ。来賓として、衆議院議員・堤かなめ氏(立憲民主党・福岡5区)、福岡県教職員組合連絡協議会議長・藤井隆晴氏があいさつされた。また在日本朝鮮人総聯合会福岡県本部の李周学氏、平和・人権・環境福岡県フォーラム事務局長・松尾純一氏、出席された自治体議員が紹介された。また野田国義参議院議員、広範な国民連合山本正治事務局長などからメッセージが寄せられた。 続きを読む


県知事要請行動 神奈川県

県内団体・個人共に県知事要請行動

知事は、命と暮らしを守り
戦争反対、日米地位協定抜本改定の先頭に立て

 神奈川県下の厚木基地爆音防止期成同盟、第五次厚木基地爆音訴訟原告団、原子力空母の横須賀母港問題を考える市民の会、自主・平和・民主のための広範な国民連合・神奈川の4団体と13人の議員を含む105人が要請者となって7月19日、黒岩祐治知事に「今こそ、県民の命と暮らしを守り、戦争をさせないために、日米地位協定の抜本改定を求める県民世論と運動の先頭に立ち、国に強力に働きかけていただきたい」との要請をした。県は、三森基康・県基地対策部長が受け取った。 続きを読む


TSMC進出で問題噴出

農林水産業を基礎に、
熊本の持続可能な将来をめざそう

広範な国民連合・熊本事務局 渡邉 浩

 

 

 

 

 

 TSMC(台湾積体電路製造)が進出したのは、熊本市に隣接する人口4万5千人の菊陽町である。かつては、農業を中心にベッドタウンとして発展してきた町だが、1988年にセミコンテクノパークが造られ、ソニーや東京エレクトロンが進出し、半導体関連の工場が集まり、県内では数少ない人口が増えている町である。そこに、巨大なTSMCが来て、地域は激変している。 続きを読む