安全保障・防衛一覧

大討論2026

弱肉強食の世界に抗う

外交は戦争の芽を摘む闘い

新外交イニシアティブ(ND)代表 猿田 佐世さん

 

 

 

 私たちがいる世界は一言で言うと弱肉強食の世界が進みつつあるんですね。それをトランプさん風に言いますと、ピース・ストレングス(力による平和)。これは弱肉強食のことです。
 その弱肉強食の世界にどのように抗って、日本を私たちが住みたいと思う国にしていけるのかどうか。外交とはそういう闘いだと思っています。 続きを読む


大討論2026

衰退する米国の「ドンロー主義」に対抗

グローバルサウスと共に、新しい平和な世界を!

青山学院大学名誉教授・広範な国民連合代表世話人 羽場 久美子さん

 

 

 本日は、激動する国際情勢の中で、今年に入って起こったベネズエラ、グリーンランドの問題を含め、米国・トランプの「ドンロー主義」という覇権と侵略主義に対して、日本と世界がどうしていくかということを考えていきたいと思います。 続きを読む


大討論2026

この国はどこに行きたいのか?

怒りをパワーに変える時

お茶の水女子大学大学院生 唐井 梓さん

 

 

 

 私は若い世代として、大学院生、市民としての問題意識をここに共有し、皆さんと連帯していく可能性について述べたいと思います。
 私は現状に大変うんざりしています。自分たちの生活もままならない中で、ただただ戦争に向かっていこうとする政府。それを疑問視できず、自分たちの国が向かっている方向に、市民一人一人が自分事として向かえない構造的な問題に頭を抱えています。 続きを読む


大討論2026

中小企業の心配はレアアース問題

高市発言で日中労働者の交流中断

ものづくり産業労働組合JAM会長 安河内 賢弘さん

 

 

 

 JAMという労働組合は中小企業の製造業を中心に組織をされておりまして、300人未満の中小が全体の8割、およそ2000単組39万人を組織しております。連合の中では5番目に大きい組織です。
 ちょうど春闘の真っ盛りでありますので、中小労働者が今置かれている状況について少しご説明をさせていただきたいと思います。今年のJAMの方針は、昨年の1万5000円のベースアップに2000円プラスして、1万7000円のベースアップの要求ということになっております。今年の春闘は加盟するすべての組合員がしっかりと実質賃金をプラスにしていく、物価高に負けない賃上げを獲得していくのが最大の目標です。 続きを読む


大討論2026

高市外交は完全に間違っている

今こそ大きな結集で対米自立の日本へ

元内閣総理大臣 鳩山 由紀夫さん

 

 

 私はここで一点のみ集中して申し上げたい。それは「高市発言を撤回せよ」という、その一言でございます。
 私は昨年の9月3日、抗日戦争そして反ファシズム戦争勝利80周年という北京での記念式典に、習近平主席から招待を受けて行きました。総理を務めた人間として、かつて日本が行った行為に対する謝罪の意味を含めて、そのことをお伝えしてまいりました。 続きを読む



八重山の最前線から

【宮古島】島民の暮らしを置き去りにする「国民保護」

国民保護法が示す〝帰れない可能性〟

宮古島市議会議員 下地 あかね

 

 

 台湾有事がささやかれる中、宮古・八重山諸島の住民は「島外避難」との方針が当然のように語られている。宮古島市の住民5万5千人も例外ではなく、学区ごとに九州方面へ分散避難する計画が示されている。しかし、その想定は本当に地域の安全と尊厳を守るものなのか。行政が当然の前提のように進めれば進めるほど、憤りよりも先に、乾いた虚無感が押し寄せる。 続きを読む


八重山の最前線から

   対中国戦争準備が進む南西諸島から

危機を演出する日本の「南西シフト」

石垣市議会議員 花谷 史郎

 

 

 日本政府が中国を名指しして軍事的な懸念事項とし、防衛政策の喫緊の課題として進める「南西シフト」は、南西諸島における自衛隊配備を指します。特に、行政区域内に尖閣諸島を含み、台湾にも近接する石垣島や与那国島の駐屯地は、この防衛ラインの最重要拠点と位置づけられています。 続きを読む


12/2 高市首相発言撤回を求める緊急院内集会

急速な日本の軍事化と南西シフトの危機

参議院議員 伊波 洋一

 

 今の状況、日本が何をやっているのかを国会議員も国民も分かっていないのだろうと思います。この間、日本政府は2016年から23年3月までの計画で、南西シフトという名で南西諸島にミサイル基地を造っています。最初は尖閣防衛、先島防衛、そして今になっては台湾防衛。まさにこれが目的だったことが判明したわけです。 続きを読む


『安保三文書』で進む自衛隊軍事強化による戦争準備の危険性

戦争が始まるには1発のミサイル発射でよい

参議院議員(会派「沖縄の風」) 伊波 洋一

 

 

 安倍政権下の2016年に始まった6年計画で南西諸島の島々への陸自ミサイル基地建設が行われ、実戦部隊のなかった奄美大島や沖縄本島より以西の宮古島・石垣島・与那国島にミサイル基地や弾薬庫を建設した。この南西シフトで南西諸島防衛に向けた九州各地の自衛隊基地の強化も進められた。19部隊が各基地に新たに配備された。 続きを読む


日米関係 ■ 「平和の代償」は時代遅れ

自立した安全保障を考える時

NPO法人国際地政学研究所理事長 柳澤 協二(元内閣官房副長官補)

 

 

 

トランプは「戦争嫌い」か?

 トランプ政権の下で日米関係がどうなっていくのかを考えると、率直な疑問が出てきます。まず一番の疑問はトランプの米国は日本を守らないのではないかということです。朝日新聞の4月下旬の世論調査では、77%の国民が「守らない」と感じている。 続きを読む


日米地位協定 ■ 日米地位協定改定へ(柳澤協二/伊波洋一)

  日米地位協定 ■ 日米地位協定改定へ

円卓会議「改定を超党派で」シンポジウム開かる

 円卓会議「日米地位協定の改定を超党派で」が国会内で4月24日開催された。石破首相が就任時に日米地位協定の改定に言及したことを捉えて「自衛隊を活かす:‌21世紀の憲法と防衛を考える会(「自衛隊を活かす会」)」が、開催したもの。
 冒頭、「自衛隊を活かす会」代表で呼びかけ人の柳澤協二氏(元内閣官房副長官補)が主催者を代表してあいさつした。その中で「首相が地位協定改定に触れたこのタイミングを生かして踏み込もう」と超党派による円卓会議開催の意図を説明した(要旨後出、文責編集部)。 続きを読む


県内全地方議会で日米地位協定改定の意見書採択の運動を推進

全国の地方議会での取り組みを呼びかける

神奈川県綾瀬市議 越川 好昭(広範な国民連合・神奈川世話人)

 

 米軍基地と米兵から国民の人権と安全を守り国家主権を確立するため日米地位協定の改定が大きな課題となっています。全国の地方自治体議会6月定例会で改定の意見書採択を呼びかけます。
 沖縄では昨年12月に性暴行事件に抗議する県民大会を開いたばかりでしたが、今年に入って米海兵隊員による性暴行事件が2件も起きました。この事態に県民は怒り悲しみ、県議会は5月9日に臨時議会を開き厳重に抗議するとともに、地位協定抜本改定などの意見書を採択しました。 続きを読む


沖縄の先島諸島からの避難計画

 避難計画   私たちの島
〝だれもいない場所〟になってしまうのか

石垣市議会議員 花谷 史郎

 

 

 今年3月27日、政府は沖縄の先島諸島からの避難計画をまとめ、公表しました。約12万人を6日程度で九州と山口県の32自治体へ避難させるものです。民間フェリー、海上保安庁や自衛隊が確保した船、航空機などを使って、1日およそ2万人を輸送する計画となっています。 続きを読む