国を動かすことが一番大事な時期だ
JAしべちゃ代表監事・千葉 澄子さん
私は現在、11人のスタッフと共に、年間3000トン程度の生乳生産を行っています。
現在、酪農現場は、飼料・肥料の高騰に加え、子牛の価格の暴落、生乳の生産抑制が重くのしかかっています。
飼料は1・8倍、うちの3000トン規模でコーンと牧草で大体1000万円だったのが今は1800万円です。雄子牛は値段がつかないほどで1000円とか300円にしかならない。1頭の子牛が産まれるのに大体2万円経費がかかるので全く経費倒れ。以前は4~5万円でした。結局現場では今、産まれたら注射を打って殺す、もうそこまでいっちゃっているんです。