農業を壊滅させるTPP参加断固反対
食料は独立国の基礎、農民を支持して闘おう
月刊『日本の進路』編集部
環太平洋経済連携協定(TPP)への参加が大きな政治問題になっている。菅首相は10月の所信表明演説で「TPPなどへの参加を検討し、アジア太平洋自由貿易圏の構築をめざす」と述べ、11月のAPEC(アジア太平洋経済協力)会議前にTPPへの交渉参加を表明した。
TPPは、米国や豪州など9カ国が加わる原則、関税撤廃の多国間の自由貿易協定。米国主導で来年秋の交渉妥結をめざしている。
しかし、TPPへの参加は日本農業を壊滅させ、国の独立の基礎である食料自給を放棄するもの。農業者だけでなく、国民全体、国の進路にかかわる問題である。労働者をはじめ国民各層がTPP参加に断固反対し、農業者とともに闘うことを呼びかける。
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