新政権へ現場からの声
失業者・生活困窮者に生活の保障と職を
神奈川の派遣社員
突然の派遣切り
私は1980年生れで東北出身です。中学卒業後、技術者養成学校に入りましたが、軍隊式の校風が合わず中退。1年間建設現場など様々なバイトをやりました。地元の商業高校に入りましたが、親の経済的理由で中退しました。学費は奨学金でなんとかなりましたが、生活できないので中退し働き始めました。いろいろな派遣会社を通じて職を転々とし、自衛隊にも2年間入隊しました。履歴書の職歴欄に書ききれないほどいろんな仕事をしました。
私たちの世代は正社員の募集はあまりなく、正社員への就職が難しい人たちが大勢いる。好きで派遣労働をしているわけではない。中学の同級生で安定した職場は市役所に勤めている人たち、バイトとか派遣をやっている同級生が半分以上です。正社員になれた人もほとんどが中小零細企業です。私には通称「どもり」と言われる障害があり、言葉がスムーズに出てこないため就職活動もままならず、派遣労働者になった。
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