対中国戦争態勢作りの中で生起
軍事ジャーナリスト・元自衛官 小西 誠
テロ未遂事件を過小評価する政府とメディア
3月24日午前、恐るべき事件が起きた。在日中国大使館に、現職幹部自衛官が侵入しテロを引き起こそうとした事態だ。犯人は、刃渡り31㎝の刃物を隠し持っていたという。
中国外務省によると、この自衛官は「自身の行為が違法であることを認めながら『神の名』において中国外交官を殺害すると脅した」という。中国大使を殺害しようとした、前代未聞のテロ未遂事件だ。 続きを読む
軍事ジャーナリスト・元自衛官 小西 誠
3月24日午前、恐るべき事件が起きた。在日中国大使館に、現職幹部自衛官が侵入しテロを引き起こそうとした事態だ。犯人は、刃渡り31㎝の刃物を隠し持っていたという。
中国外務省によると、この自衛官は「自身の行為が違法であることを認めながら『神の名』において中国外交官を殺害すると脅した」という。中国大使を殺害しようとした、前代未聞のテロ未遂事件だ。 続きを読む
第10回日中時事交流フォーラム(広範な国民連合と中国華語シンクタンクの共催)が4月12日、オンラインで開催された。高市首相による「台湾有事は日本の存立危機事態になり得る」との発言を契機に極度に悪化した日中関係を踏まえ、「対話によって関係再構築をめざす」をテーマにした。100人余が参加し、司会は上海在住の中原萌さんが務めた。前半では沖縄県の高良沙哉参議院議員、福井県立大学名誉教授の凌星光氏、中国国際問題研究院の項昊宇氏がそれぞれ問題提起を行い、後半では参加者も交えた意見交換が行われた。 続きを読む
横浜国立大学名誉教授 山本 泰生 
昨年11月の高市首相の台湾有事発言以来、緊迫した日中関係は、いまだに打開の糸口は見えていません。私たちはこれを憂慮し、中国出身の方々を含む多数の参加を得て、日中の「平和をねがう」つどいを3月1日鎌倉市で開きました。
以下は、そこでの私の報告です。
昨今は、素直に「平和をねがう」なんて口に出しにくい、という雰囲気もあります。昨日も、また戦争が始まりました(米国のイラン攻撃)。 続きを読む
福井県立大学名誉教授 凌 星光

日本は対中抑止力強化か、それとも対中友好外交強化かが問われている。総選挙の結果、前者の政治勢力が優勢を占め、「台湾有事即日本有事」ということで対中敵視政策が与野党超えて一段と広まった。
われわれ在日華僑華人にとっても直接大きな利害関係があり、関心を払わずにはいられない。
マスメディアなどの偏った報道によって、中国の実像が大きく歪められ、中国脅威論が独り歩きしている。そこで、以下の幾つかの点での実態を述べ、誤った中国イメージを正さねばと思う。 続きを読む
上海在住 中原 萌
中国で暮らしていると、歴史が遠いものには感じられなくなる。私の住む上海の中心部には、租界時代の洋館や銀行建築がいまも残っていて、たった数世代前までこの都市が外国勢力によって支配されていたことに気付かされる。
1919年に北京の学生たちが立ち上がった「五・四運動」は、日本でも比較的よく知られている。しかしその数年後の25年、上海でもう一つ大きな運動が起きていた。労働者の権利と、反帝国主義を訴える「五・三十運動」である。 続きを読む
上海交通大学副研究員 石田 隆至
昨年の11月後半から、日本にいる知人から幾つか問い合わせが入るようになった。「いま中国に出かけて大丈夫だろうか」と。初めて訪中する人たちではない。何度も中国を訪れ、中国語が少し話せるような人までいた。もちろん、高市首相による「存立危機事態」発言が引き起こした日中間の関係悪化を念頭に置いている。 続きを読む
上海在住 中原 萌

魯迅公園内の記念時計
「魯迅公園」を訪れるのは、8カ月の上海生活で3度目になる。池のある緑豊かな公園は、いつ訪れても賑わっている。公園の中央には「中日青年世代友好」と刻まれた記念時計が立っている。中国と日本の青年世代の友好を祝し、1984年に設置されたものだ。
3回とも同じ時計を見ているはずなのに、毎回違う受け止め方をしている自分がいた。この8カ月間、中国で暮らし、学び、感じてきたことを振り返りながら、その変化を書き留めてみたいと思う。 続きを読む
石垣市議会議員 花谷 史郎

新年の幕開け、世界中に戦慄が走った。米国によるベネズエラ侵攻である。トランプ政権の「新モンロー主義」は、自国第一主義を極限まで先鋭化させ、他国に対して露骨な介入圧力という極めて危険なフェーズへと突入しています。 続きを読む
参議院会派「沖縄の風」参議院議員 高良 沙哉

昨年末の12月21日から24日の日程で、初めて中国・北京を訪問した。訪問団は、団長伊波洋一参議院議員、髙良鉄美前参議院議員(社会大衆党党首)と、山本正治広範な国民連合事務局長(随行)、そして私高良沙哉の4人。高市早苗総理大臣の「台湾有事は存立危機事態になり得る」という発言の前から、伊波団長が企画していた中国訪問であったが、発言によってより重要性が増す訪問になった。 続きを読む
参議院議員(沖縄の風) 伊波 洋一

石破内閣が総辞職して誕生した高市新内閣は、旧安倍派・清和政策研究会などの裏金問題議員や旧統一教会関係議員の責任を問わない任用で軍事予算拡大を主導している。軍事費拡大や武器輸出制限の限定条項の撤廃など急速な軍事大国化に向かっている。高市首相は、かつて安倍政権を支えたメンバーを内閣要所に配置し、経済政策もアベノミクスを踏襲する金融緩和と積極財政出動を目指している。物価高でのアベノミクス踏襲で1ドル147円の為替レートが158円まで円安となり、輸入品の物価高と長期金利の上昇が懸念される。はたして有効な物価高対策を打てるだろうか。 続きを読む

高市首相の「台湾有事存立危機事態」発言を機に日中関係の極度に緊張するなか、沖縄の中国訪問団が北京で友好交流を深めた。伊波洋一参議院議員を団長に参議院会派「沖縄の風」の団で12月21日から24日に北京を訪問訪問した。団員は、高良さちか参議院議員、髙良鉄美前新議員議員(沖縄社会大衆党委員長)で、広範な国民連合事務局長山本正治が随行した。
報告会が1月11日、沖縄県那覇市久米の沖縄県青年会館で開催された。 続きを読む
九州大学 桜井 杏
「若者訪中団」(2025年8月)報告会が東京で10月31日に行われ、7人の団員の報告を受けた。その一人、桜井さんの報告である。 続きを読む
東アジア共同体研究所理事長、元内閣総理大臣 鳩山 由紀夫

中国・北京で9月3日に開かれた「中国人民抗日戦争勝利及び世界反ファシズム戦争勝利80周年記念式典」に出席してまいりました。行く際には国内から批判を受けるであろうことは覚悟して出席しましたし、実際、帰国後にさまざまなご意見を頂きました。 続きを読む