沖縄県議会議員 山内 末子 さん
民主主義が生きる沖縄
民進党をズタズタに斬っていく亀井さんのお話をうかがい、私はスッキリしています。こういう言い方はちょっと酷かなと思います。しかし、地方に行けば行くほど問題は深刻です。とくに沖縄県は今、翁長知事を先頭に辺野古への新基地建設阻止に向けた闘いの最中です。亀井さんが最後に「根っこの部分をがんばってくれ」と言っていましたが、その「根っこの部分」が沖縄県ではつながっています。 続きを読む
沖縄県議会議員 山内 末子 さん
民進党をズタズタに斬っていく亀井さんのお話をうかがい、私はスッキリしています。こういう言い方はちょっと酷かなと思います。しかし、地方に行けば行くほど問題は深刻です。とくに沖縄県は今、翁長知事を先頭に辺野古への新基地建設阻止に向けた闘いの最中です。亀井さんが最後に「根っこの部分をがんばってくれ」と言っていましたが、その「根っこの部分」が沖縄県ではつながっています。 続きを読む
置賜自給圏推進機構代表理事 渡部 務 さん
私、18歳から農家をやってもう50年になります。ずっと今まで「猫の目農政」に振り回されながら、なんとかここまでがんばってきました。今の「農協改革」をみると、小泉進次郎とか呼び捨てで申し訳ないですが、彼らは本当に農家の気持ちを分かっているのでしょうか。本当は理解していないのではないかと思います。
農協という「自主・自立」「相互扶助」にもとづいた独立した組織なのに、政府が介入してくるというのは、とんでもない話です。これは、どうしてもはねのけて、がんばらなくてはいけないと思っています。 続きを読む
衆議院議員 玉城 雄一郎 さん
今回の結果についてはさまざまな識者がさまざまなことを言っていますが、私の解釈は明確です。これは、アメリカにおける「田舎の反乱」です。とくに中西部を中心とした地域の反乱じゃないかということです。
グローバル化で確かに得をする人もいるし、金融資本主義的なところですごくもうかる人がいるのは確かです。
ただここ10年くらい、その裏側で放っておかれる人の数は急増しました。そうした人びとの生活が非常に悪化していました。「そうじゃない」という声が出たのが、「トランプ現象」の本質的な側面の一つだと思います。 続きを読む
鳩山 友紀夫
昨年はドナルド・トランプ氏の米国大統領選勝利に世界中が驚愕しました。安倍首相は今までの米国との従属関係を維持するためが如くニューヨークに向かい、いち早く「朝貢外交」を行いました。
12月13日、恐れていた米軍オスプレイ( 垂直離着陸機)の墜落事故が名護市海上で起きました。抗議した沖縄県安慶田副知事に対し、在沖縄米軍トップのニコルソン沖縄地域調整官は、謝罪の意を表しながらも、県民に被害を与えなかったことを感謝すべきと、「植民地意識丸出し」発言を平気で行いました。 続きを読む
元駐中国大使 丹羽 宇一郎
2017年の展望を考える時に、あるいはその前に、インターネット世界の急速な発達、SNSなどの利用が急速に広がっていることを念頭に置く必要があります。トランプさんなどももっぱらそれで情報発信し支持も得たようですが、ここには問題があります。SNSなどは断片的な情報なので、利用者は何がより全面的な事実か、何が正しいのか、価値判断ができないわけです。しかも、膨大な情報が、瞬時に世界中を駆け巡っています。これが一番恐ろしいことです。これには、右も左も関係ありません。 続きを読む
あけましておめでとうございます
新年にあたり、日頃お世話になっている全国の皆さまに改めて感謝と御礼を申し上げ、今年も団結を強めてさらに前進されるよう呼びかけます。 続きを読む
12月13日午後9時過ぎ、米海兵隊の垂直離着陸機オスプレイが沖縄県名護市の浅瀬に墜落した。日米両政府への強い怒りが基地の島、沖縄に充満している。 続きを読む
2016年11月28日に開催されたパネルディスカッション「亡国の道打ち破り、日本の未来を拓く」の講演動画を公開しています。
斉藤 ゆうこ
「都政大改革」を掲げた小池百合子氏が第20代の東京都知事に就任した。果たして291万票を投じた都民各層が安心して暮らせる都政になるのだろうか。そして「都民ファースト」とは「どの都民」のことなのか。 続きを読む
<シリーズ・日本の進路を考える>
世界の政治も経済も危機は深まり、わが国を亡国に導く対米従属の安倍政権による軍事大国化の道に代わる、危機打開の進路が切実に求められている。
本誌では、各方面の識者の方々に「日本の進路」について語ってもらい、随時掲載する。(編集部)
東京大学大学院教授 鈴木 宣弘
「東京オリンピックまで首相を続けたい」という発言に象徴されるように、米国に追従して自らの地位を守り、国民の命と生活を犠牲にする政治は限界に来ている。米国でも批准が困難になっているTPP(環太平洋経済連携協定)を決めようと、日本政府は水面下で国益を差し出し、ひとり批准を急ぐ。
危険水域に入った暴走政治の現状と背筋凍るTPPの真実を見る。 続きを読む