国際交流一覧

中国を訪問して

600年の歴史もつ沖縄の使命を実感

交流積み重ね戦争を避けよう

沖縄県副知事 照屋 義実

墓地遺跡で祈りを捧げる筆者(前列)

 

 玉城県政が6年目を迎え、今年度から平和・地域外交推進課を設置し、地域外交を本格的にスタートさせました。助走期間の昨年、知事はフィリピン、シンガポール、中国、ハワイ、台湾を訪問。私は韓国・済州の平和フォーラムに参加しました。
 今回の日本国際貿易促進協会(河野洋平会長)の7月訪中団に参加させていただき中国を訪問することができましたが、沖縄の地域的、歴史的な状況を踏まえて、平和のために果たす役割が大きいことを改めて実感しました。 続きを読む


文化 ■ 中国での西夏文字の研究と保護

よみがえった少数民族の文字

西安外国語大学教師・陳垚旭 華語シンクタンク副秘書長・夏孝駒

 

 

「日中時事交流フォーラム」(広範な国民連合と中国民間の華語シンクタンクとの共催)第7回フォーラムは「沖縄の現状」を伊波洋一参議院議員などが報告、議論した。その中で沖縄での琉球語復活の取り組みが容易でない現状も出された。議論の中で、中国での少数民族言語の保護の現状を中国側がレポートしますと約束され、本稿が投稿された。感謝し掲載する。(編集部)

西夏文字で書かれた楷書体の碑文

続きを読む


「アジアの平和のハブを」―私たちに出来ること

第19回全国地方議員交流研修会特別講演(要旨)

沖縄、長崎、そして地方から

青山学院大学名誉教授 羽場 久美子 さん

 最初に、いま起こっているパレスチナに対する攻撃とイスラエルの著しい人権侵害の爆撃の問題から話します。もう3週間になろうとしており、ガザで8千人超(当時、2023年12月25日現在は2万人以上)が死傷し、うち半分が子どもと赤ちゃんです。ガザ地域を絶滅させようとするほどの攻撃です。
 これに対しアメリカは国連での「停戦」決議に反対票を投じ続けています。爆撃を支持し、ウクライナでも武器を供給しているのはアメリカや欧州なのです。しかし12月に、国連総会でアメリカを支持したのはたった10カ国。殺戮を止め、停戦と平和を望んでいる国は153カ国にも及び、国連加盟国の79%、世界のほとんどの国々です。それを拒否しているのが米国です。 続きを読む


友達の住む町・釜山

市民国際平和友好交流の活動

アジア交流友の会(長崎県) 伊藤 あゆ

 新年あけましておめでとうございます。今回貴重な枠をいただきまして、私の2023年の出来事の中で、印象に残るトップ3に入った11月3日~6日の3泊4日の韓国への友情の旅について綴っていきたいと思います。

友好交流の集い記念写真(2列目中央が筆者)

続きを読む