沖縄県議会議員 照屋 大河
「日本の進路」読者の皆さまにおかれましては、清々しい新春をお迎えのこととお慶び申し上げます。
昨年も沖縄は、米軍絡みの事件・事故に苦悩する一年でありました。10月には東村高江の民家に近接する牧草地に普天間基地所属のCH53E大型ヘリが墜落・炎上する事故が発生し、12月には同型ヘリが普天間基地に隣接する宜野湾市内の小学校の校庭に7・7キログラムの窓枠を落下させるという重大事故が相次ぎました。校庭では54人の児童が授業中でした。これらの事故機は、いずれも2004年に沖縄国際大学に墜落したものと同型機で、その6日前にも近くの保育園に部品を落下させたばかりでした。 続きを読む