宮城県議会議員 坂下 康子
あの、1000年に1度と言われた東日本大震災から5年が経過いたしました。
県下で4万5千人近くが、5年たっても「応急仮設」住まい

今年2016年(平成28年)2月29日現在の宮城県の調査では、プレハブ仮設住宅入居戸数1万862で入居者数2万3132人。また、民間借上賃貸住宅戸数8787で入居者数2万327人。その他の仮設扱い住宅307戸数で入居者682人。
と、宮城県だけでもまだ4万4141人もの方々が、「応急仮設住宅」にお住まいになっているという現況です。 続きを読む


米国では、2015年11月5日の大統領の署名意思表示の90日後の2016年2月4日に署名、それから政府が105日かけてTPPの影響試算を出し、それに基づいて議会で5月中旬から議論する手続きと日程が明示されているのに、我が国では、TPP協定の詳細も国民に示さず、影響試算が出される前に、「国内対策」だけが先に示され、しかも、関連団体から要望を聞いたとしながら、対策も半年以上前に決まっていた。政府が考えている以上のセーフティネット政策の必要性を要請項目に挙げた団体には、政権党の幹部が激怒し、役所を通じて、政府が考えている以上のことを要請するなと事前に要請事項の削除を迫った。
いま、朝鮮半島では、国連安保理のかつてない朝鮮制裁決議採択、さらに実戦さながらの史上最大規模の米韓合同軍事演習がまもなく始まるなど、一触即発の緊張が高まっている。東北アジアの緊張打開に、いま、何が求められるか、国際問題に詳しい浅井基文さんに緊急にご投稿いただいた。

