屋良朝博一覧

沖縄から 屋良 朝博

それでも戦争できますか?

新外交イニシアチブ評議員、前衆議院議員 屋良 朝博

 

 

 

十字砲火

 沖縄の米空軍に大きな変化が起きている。同時に嘉手納飛行場の爆音が激化している。
 嘉手納に常駐配備だった主力戦闘機F15C/Dが退役、撤退する。モデルの新旧入れ替えであり、既定のこととはいえ、注目はその穴埋めとして最新鋭のステルス戦闘機F22を「ローテーション」で暫定配備する措置である。
 米空軍が抱く危機感が「ローテーション配備」を導入する理由だとする米報道もある。常駐とローテーション配備の大きな違いは家族が一緒に沖縄に住むかどうかだ。常駐は家族帯同であり、ローテーションなら兵士のみの沖縄赴任になる。有事を想定すると家族は足手まといになりかねない。

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沖縄をハブとする東アジアの平和ネットワークをめざす国際シンポジウム ■屋良 朝博

平和のハブを形成する

ジャーナリスト・元衆議院議員 屋良 朝博

 

 

「有事」を煽る怪しさ

 台湾有事は日本有事と語った元首相がいた。有事の対語が平時=平和であれば、平和主義者をナイーブな理想論者だと批判する思想が勢いを増してきた。ロシアのウクライナ侵攻がその推進力となっている。
 仮に元首相らが言うように中国がロシアに倣い、台湾で武力を行使し、それが日本有事へと延焼するなら、その時に沖縄は真っ先に戦禍に巻き込まれるだろう。多くが思い描くリアルなシナリオではなかろうか。あまりにも悲惨でグロテスクな光景を想像できるからこそ、「それでも戦争できますか」という問いかけもまた大いに現実的である。

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2021 新年のご挨拶 屋良 朝博 さん

衆議院議員 屋良 朝博

 「日本の若者はなぜ社会問題を議論しないのか?」
 昨年、ある時同席した駐日スウェーデン大使から問われた。私たちは答えに窮し、貴国の若者はどうですか、と問い返した。大使は「スウェーデンの若者は未熟だと思われるかもしれませんが、自国だけでなく世界の問題について真剣に論議する」と語った。 続きを読む