自主・平和・民主のための広範な国民連合 月刊『日本の進路』2006年10月号
沖縄県知事選挙
米軍再編に対する県民的投票に
広範な国民連合全国世話人 石川 元平
米軍基地と沖縄知事選
日本防衛のため「捨て石」にされ、多くの住民が犠牲になった沖縄戦を体験した県民は米軍基地に反対し、平和な沖縄をめざして闘ってきました。米軍支配下で、初めて県民意思が問われたのは一九六八年の主席(県知事)公選です。
当時、県内のあらゆる団体が参加して作られた「祖国復帰協議会」の運動方針が「即時、無条件、全面返還」でした。その方針を屋良朝苗・革新統一候補は、選挙公約の中心にかかげました。つまり、「核も基地もない、平和な沖縄」です。