女性一覧

院内集会「アメリカ兵の性暴力を終わらせたい!!─女性たちの連帯─」に参加して

「なかったこと」にする大きな力に抗う

お茶の水女子大学大学院博士後期課程1年 唐井 梓

 

 

 2025年10月30日木曜日、夕方の衆議院第二議員会館の多目的会議室には、沖縄、そして全国から「性暴力を許さない」という強い意志を持つひとびとが集まっていた。「アメリカ兵の性暴力を終わらせたい!!─女性たちの連帯―」と題された院内集会会場は、繰り返される暴力に対する深い憤りと、だからこそ声を上げ続けるという揺るぎないエナジー、確かな紐帯をつくりあげることへの熱意に包まれていた。 続きを読む


新春座談会 戦争の足音高まる沖縄

女性パワーで先頭に立つ

話し手 髙良さちか 参議院議員   
話し手 幸喜 愛 沖縄県議会議員
聞き手 山内末子 沖縄県議会議員

 

山内末子県議会議員 新年おめでとうございます。
 昨年は戦後80年という大きな節目の年でした。高市首相の「台湾有事は日本存立危機事態」発言などもあり、日中関係は一気に危機的状況です。
 日本を再び戦場にしない、とりわけ沖縄の現状はもはや戦争の足音がたいへん強くなりつつあることに大きな危機感を持っています。沖縄戦を振り返り再びあのような惨劇を繰り返してはならない。そういう思いで議員として活動してきたかと思います。県民生活の危機も引き続き厳しい状況が進んでいます。 続きを読む


新参議院議員・髙良さちかさんを囲んだ座談会

   危機感とプレッシャーの中で当選!

人権を大事にする社会へ   女性議員をもっと増やそうね

髙良さちか    参議院議員
儀保  唯 沖縄県会議員
司会 山内 末子 沖縄県会議員
 
座談会参加の、写真左から儀保唯さん、髙良さちかさん、山内末子さん。その隣は親川裕子・髙良さちか後援会共同代表。髙良さんが抱いているのは儀保県議の子どもさん(9カ月)。(ベビーベッドも設置された沖縄県議会「てぃーだ平和ネット」会派室で)
 

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座談会 ジェンダー平等が進まない日本

 

 政策決定の場に女性がいないことが危機を生む 

女性の一歩踏み出す勇気が
社会を変える

左から、北谷町議会議員の仲宗根由美さん、沖縄県議会議員の山内末子さん、大学非常勤講師の親川裕子さん

沖縄女性新春座談会
親川 裕子(大学非常勤講師)
仲宗根 由美(北谷町議会議員)
司会 山内 末子(沖縄県会議員)

 

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統一地方選 平野 みどり

女性の候補者も当選者も過去最高! これからが重要
周回遅れの議会から多様性に寛容な議会へ

元熊本県議会議員 平野 みどり

 

 

 

 

 

 4月9日深夜、熊本市東区の岩田智子選挙事務所は、上位当選により熊本県議4期目の議席を確定した岩田智子さんと支援者が喜びを分かち合う歓喜の声であふれた(熊本1区は定数12で4位)。
 今回の熊本県議会議員選挙では、立候補していた熊本1区の女性候補は全員当選(3人)し、八代市、菊陽町でも女性が当選し、県議5人となり、女性占有率全国最下位の汚名は払拭されることとなった。県政史において、私が在籍していた期間、瞬間的に4年間だけ3人の女性が県議であったが、女性県議は1人もしくは0人の期間がほぼ恒常的に続いていた。

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コロナ禍で急速に進む貧窮化と格差 ■ 女性

女性による女性のための
相談会が目指す支援のカタチ

一般社団法人エープラス代表理事・女性による女性のための相談会実行委員 吉祥 眞佐緒

 コロナ感染拡大の不安が続き、出口の見えない昨年12月29日・30日と年明けの1月2日、「年越し支援・コロナ被害相談村」(以下、相談村)が開催されました。女性への影響がかなり顕著だということで、女性専用の相談ブースが設置され、①女性来場者はまず女性相談ブースに案内する、②女性相談は女性相談員が受ける、という方針が実行委員会で共有されました。
 相談村では労働組合や市民団体など多くのボランティアが参加し、法律相談(家庭・家族・生活・労働・外国人)、医療相談、お弁当などの食料の提供もあり、3日間の利用者は337名で、女性はその約2割の62名でした。直近で行われていた他団体の相談会を考えると、女性の相談割合は増えていると痛感しました。
 相談村は男性スタッフも相談者も多かったので、会場である公園の前を何度も行ったり来たりしながら、相談会場内に入れずに帰ってしまう女性の姿が何人もあったそうです。決して男性スタッフが悪いわけではありませんが、性暴力被害やDV被害を経験している女性にとっては、そこに男性がいるというだけで、恐怖がよみがえり足がすくんでしまうのです。 続きを読む


三池争議から60年。見えてくるもの

映画制作を通したジェンダー考察

岡本 美沙(映画『ひだるか』主演女優・ピアニスト)

 今年は戦後最大の労働争議である三井三池闘争から60年の年である。小泉政権の下で労働市場の規制緩和により非正規雇用が急拡大した2005年、「三井三池闘争」に注目し、この争議の意味を捉え直し、そこから何らかの教訓を引き出すことで、若い世代に引き継ぐものはないだろうかとの思いで映画『ひだるか』(港健二郎監督)が制作された。この映画に主演され、現在も音楽・映像・メディアなど多様な分野で、社会を問う活動をされているピアニスト・岡本美沙さんに現在の活動や思いを書いていただいた。(見出しは編集部) 続きを読む