サプライチェーンの底辺にいる
外国人労働者への人権侵害を許さない
JAM参与 小山 正樹
私は、産業別労働組合JAMの参与として、ミャンマー人技能実習生からの労働相談に取り組んできた。2002年に在日ビルマ人の労働組合として、在日ビルマ市民労働組合(FWUBC)が結成され、JAMが支援し労働相談への対応を行っている。
技能実習法が施行された後も、技能実習生からの労働相談が次々に寄せられる。相談というよりも「助けてください!」という叫びだ。ここに記載するのは、18年6月の労働相談の事例である。 続きを読む