広範な国民連合・神奈川は横浜市内で3月15日、吉田敏浩さんを講師に迎えて「横田空域」学習会を開いた。
[書籍紹介] 吉田敏浩さん『横田空域 日米合同委員会でつくられた空の壁』
冒頭、原田章弘共同代表が、「私たちは一昨年から日米地位協定の抜本改定を求めて県民運動をつくろうと県民署名を集めたり県民集会を開いたりしてきた。昨年11月からは羽田増便問題で関心も高まった『横田空域』を取り上げて県や市町村議会に意見書を上げさせようと取り組んできた。まだ、意見書採択の議会は多くなく、取り組みを強めていかなければと思っている」と学習会の狙いを話した。
吉田さんの報告と質疑の後、会場からの発言として前沖縄大学学長の加藤彰彦さん(横浜市在住)が、「今回の沖縄県民投票では本当に若い人が動いてくれた。やっぱり学習することが、事実を知ることが時代を動かす、ということが多くの人たちに分かったのです。それで小さな勉強会があちこちで開かれていますし、吉田さんの本も矢部さんの本も読まれている。直接お話を聞けたらもっと分かるのですが、こんなバカなことがあるかと言っている。日本中で同じような活動が始まってほしい」と提起された。
地位協定抜本改定と米軍基地撤去へ向けた有意義な学習会だった。
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