
第22回全国地方議員交流研修会が横浜市で7月、「地方から政治を変える」を共通テーマに開催された。その冒頭、元総理大臣の鳩山由紀夫さんは「地域主権で国の平和をつくる」と次のように提起した。
実は、地方から政治を変えるということは、私が1996年に民主党をつくったときに訴えたことでした。100年間続いた国権主義の政治から、市民が主役の民権主義の政治へと大転換すべきじゃないかと。
この国の政治は官僚主導です。われわれはむしろ下から民衆の力で民主主義をつくり出していく。市民が中心になってこの国を変えていく。
そこでいちばん大事だと考えてきたのが地域主権という発想でございます。家庭の中で、さらに市町村で。広域な自治体あるいは都道府県で解決しなさい。それでも解決できない問題だけ、国で解決するように努力をしなさい。
さらに、この国だけで解決できない問題もある。地球環境、温暖化、感染症の問題などは、一国だけでは解決できない。そのときは国を集めて解決する。東アジアで一つの共同体をつくってその中で問題を解決する。
地域や地方の問題は地方自治体の皆さん方で解決して、地方から大きく政治を変える。国が出しゃばってくることに対しては、われわれが解決するから待ってなさいと闘う。
以下、分科会での討論概要の報告である(第1分科会は前号)。
