第22回全国地方議員交流研修会in横浜

玉城デニー沖縄県知事からの激励メッセージ

 ハイサイグスーヨーチョウガラビナ 皆さまこんにちは。沖縄県知事の玉城デニーです。
 第22回を迎える全国地方議員交流研修会が横浜の地で盛大に開催されますことを心よりお祝い申し上げます。また日頃から、それぞれの地域で住民の暮らしに寄り添い、草の根の民主主義を実践されている皆さまの熱意と行動力に深く敬意を表します。
 今回の研修会は「平和で持続可能な日本を目指し、地方から政治を変える」という大変力強いテーマを掲げられています。
 今私達は、物価高騰による生活の困窮、少子高齢化、そして何より東アジアを巡る緊張の過度の高まりなど、多くの深刻な課題に直面しています。こうしたときだからこそ、国政の動向にただ従うのではなく、住民に最も近い地方から声を上げ、政治を正していくうねりをつくることが強く求められています。
 沖縄はかつて凄惨な地上戦を経験しました。だからこそ、私達は地方から戦争を止める、うねりを起こさなければならないという強い決意を持っています。
 軍事的な緊張を高めるのではなく、地域の平和と安定を築くためには、対話と外交こそが不可欠です。沖縄県ではアジアの近隣諸国や地域との独自の地域外交を積極的に進め、平和的な共生の道を模索しています。
 平和を希求する地方自治体の連帯こそが国を動かす大きな力になると信じています。
 日本の安全保障の歪み、戦後民主主義の課題が最も象徴的に表れているのが、日米地位協定の問題です。
 沖縄をはじめ、全国の米軍基地周辺では、騒音や事件、事故、環境汚染など、住民の生命や生活を脅かす事態が今なお続いています。この日米地位協定の改定は決して沖縄だけの問題ではありません。
 日本全体、そして全ての地方自治体における知見と、住民の安全に関わる極めて重要な課題です。全国知事会でも改定に向けた提言を重ねていますが、これを真に実現するためには、全国の地方議員の皆さま、そして地域の皆さまとの幅広い連携と、国民的な議論の広がりが不可欠です。
 ぜひ本研修会を通じ、この課題についても深く議論を交わし、国との強い働きかけへと繫げていただくことを期待しております。
 結びに、本研修会の成功と実行委員会の皆さま、そしてご参加の地方議員の皆さまの今後ますますのご健勝とご活躍を祈念いたしまして、私からの激励のメッセージとさせていただきます。
 ともに、平和で持続可能な未来を地方から創り上げていきましょう。マジュンチバナ ともに頑張りましょう! ニフェーデービル ありがとうございます。