各地の活動 ■ 広範な国民連合・神奈川 第22回総会

県民各界各層の広範な連合促進をめざして

 広範な国民連合・神奈川は12月8日に第22回総会を開催した。総会では、①日中不再戦の世論を促す、②日米地位協定の抜本改定を求める世論を高める、③オピニオンリーダー誌の月刊『日本の進路』の大量普及を進める――この大きな3点の課題を確認した。新たな世話人4人と世話人会議への二人のオブザーバー参加を決定、決意を新たにした総会となった。

食料と再生可能エネルギーの自給をめざす

 総会では最初に、「食料自給率」「エネルギー自給率」をテーマに20分ずつ話をしていただいた。
 食料自給率問題は生活協同組合ユーコープかながわ県本部本部長の河澄一志さんが報告。「農民など生産者の問題でなく、都会の消費者が真剣に考える必要がある。安心安全で安価を追求するだけでなく、生産者の生活が成り立つ必要がある。またその大前提で平和が維持されていなければならない。私たちは沖縄が抱えている問題にも関心があり、連携を求めている」などと話された。
 エネルギー自給率問題は衆議院議員の山崎誠さんが熱弁(本誌21ページに掲載)。二人の発言の前に全国事務局の山本正治事務局長が、直前に開催された全国総会の問題意識と感想を紹介した。

地域から平和アジア共生をめざして

 続けて県内の朝鮮学園の実情と県が補助金をカットしたままになっている問題について、秋山真也さんが発言した。ピース神奈川10000人アクション実行委員長の長野文子さんからは、「戦争いらない! NO WAR!」で1200人のパレードと8102人・団体による新聞意見広告を実現した元気な報告があった。県日中友好協会・専務理事の三浦修さんは、中国との交流が再開したが、その中で青年たちの交流を積極的に応援しているとの発言があった。厚木基地爆音防止期成同盟石郷岡委員長のメッセージを副委員長の森謙治さんが紹介、また、第五次厚木基地爆音訴訟原告団長の大波修二さんからもメッセージが寄せられた。また、連帯のあいさつを、横浜華僑総会顧問の曽徳深さん、在日本朝鮮人総聯合会神奈川県本部常任委員会の委員長・高行秀さんから受けた。さらに、佐々木ナオミ衆議院議員、水野もと子参議院議員のあいさつがあり、阿部知子衆議院議員、早稲田ゆき衆議院議員、牧山ひろえ参議院議員のメッセージが紹介された。

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●2月15日㈯ 14時~ 日中不再戦かながわ自治体議員ネット結成記念 孫崎享さん講演会
●2月22日㈯ 14時半~ 「日米地位協定とは何か」 伊勢﨑賢治さんの講演学習会
Web配信申し込みはhttps://x.gd/zNJOS

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