日中不再戦! 沖縄・九州を再び戦場にしない!
昨年12月7日、広範な国民連合・長崎第28回総会を長崎県勤労福祉会館にて開催した。
冒頭、中村住代代表世話人が、「日本は米国に追随するのではなく、アジア諸国との連携が今後ますます重要となってくる。2025年は被爆80年、敗戦80年の節目の年で、被爆県として『核兵器廃絶』『ナガサキを最後の被爆地に』、アジアとの歴史的・地理的にもかかわりの深い長崎県だからこその『日中不再戦』『新時代の日中平和・友好をめざして』のスローガンのもと、次世代へ託すメッセージを発信する年にしたいと思います」とあいさつし、県総会を方向づけた。
続いて、衆議院議員山田勝彦さんの代理として秘書の西野克也さん、立憲民主党長崎県連山田朋子代表の代理として白川あゆみさん(県議)、社会民主党長崎県連合幹事長の坂本浩さん(県議)、それに朝鮮総聯長崎県本部委員長の朴和慶さんから連帯のあいさつを受けた。また、衆議院議員の山田勝彦さん、長崎県教職員組合中央執行委員長の上原貴之さん、広範な国民連合(全国事務局)からメッセージが届いていることが報告された。
記念講演を、「オール沖縄」の若者の中心メンバーとして活躍している神谷美由希さんが行った。
月刊『日本の進路』読書会を拡充し広範な国民連合を広める
記念公演の後、議事に入り、この1年間を振り返り、さらに組織運営、役員体制(人事)を決定し、月1回開催している月刊『日本の進路』の読書会に多く参加していただくよう、魅力ある内容と企画も改善し、結果的に広範な国民連合の考え方を広めようと確認された。
また、今年度の活動提起として以下が提案され確認された。
①敗戦・被爆80年の節目に改めて「再び戦争をしない、させない」運動の取り組みを進める。
②東アジアの平和と共生に向けて、「日中不再戦」等の決議が実施できるよう各自治体議員に要請する。
③沖縄連帯の取り組み(記念講演、全国地方議員交流研修会参加等での連帯)。
④県民のための県政転換に向けて、各界・各議員との連携を強化する。
⑤不要な石木ダム建設を中止に追い込むため、支援・連帯行動。
(長崎事務局 田代圭介)