50年前の原点に戻って東アジアの平和・繁栄を
『日本の進路』編集長 山本 正治
1月7日、日米安全保障協議委員会(日米「2+2」)が開催され、「(日米は対中国の)戦略を完全に整合させ」「南西諸島を含めた地域における自衛隊の態勢強化の取り組みを含め、日米の施設の共同使用を増加させる」と確認した。対中戦争準備と疑われて当然だ。沖縄は、「再び戦場化」の危険にさらされる。岸田首相は1月17日、国会の施政方針演説でこうした方向を確認した。
日本が、中国「抑止」で「有事」をつくりだしてはならない。敵基地攻撃能力獲得など論外だ。