三池争議から60年。見えてくるもの

映画制作を通したジェンダー考察

岡本 美沙(映画『ひだるか』主演女優・ピアニスト)

 今年は戦後最大の労働争議である三井三池闘争から60年の年である。小泉政権の下で労働市場の規制緩和により非正規雇用が急拡大した2005年、「三井三池闘争」に注目し、この争議の意味を捉え直し、そこから何らかの教訓を引き出すことで、若い世代に引き継ぐものはないだろうかとの思いで映画『ひだるか』(港健二郎監督)が制作された。この映画に主演され、現在も音楽・映像・メディアなど多様な分野で、社会を問う活動をされているピアニスト・岡本美沙さんに現在の活動や思いを書いていただいた。(見出しは編集部) “三池争議から60年。見えてくるもの” の続きを読む