宮古島市長選 ■ 市民が熱望する「市政刷新!!」

市長選(1月17日)で市民の願いを実現する

沖縄県議会会派「てぃーだネット」 國仲 昌二

 1月17日に宮古島市長選挙が行われる。「市政刷新!!」をめざすわれわれは昨年11月、「座喜味一幸」を予定候補者に決定したばかりでの超短期決戦である。
 現在3期目の市長の強権的・非民主的と思われるような行政運営に、多くの市民から厳しい視線が向けられている。
 市長選が近づいて、市民の間では「現職ではだめだ」「市政を変えよう」との声が市民の間で広がっていった。「オール沖縄陣営と保守の前県議座喜味氏の支援者が一緒になれば現職を倒せるのではないか」との市民の期待感は高まった。
 しかし、座喜味氏は県議時代、オール沖縄が支持する玉城デニー知事を県議会の場で激しく追及し、陸上自衛隊駐屯地配備反対の運動にも批判的であり、オール沖縄にはアレルギーが強かった。逆に、基地容認派の多い座喜味支持者は、陸自基地反対のイメージを持つオール沖縄とは相いれない。
 しかし、多くの市民の「4期目を許すな!!」「市政刷新!!」との悲痛ともいえる叫びが私たちの背中を押した。
 「今は保守だ、オール沖縄だ、と言っている場合ではない。今こそ翁長前知事が訴えた『イデオロギーよりアイデンティティー』『腹6分、腹5分で歩み寄る』を実践するときだ」。オール沖縄、座喜味陣営どちらからともなく話し合うことを呼びかけ、県議、市議、元市議らで話し合いの場を持つことになった。「市政刷新会議」である。
 ただ、玉城デニー知事との距離感や基地問題へのスタンスにはかなりの隔たりがある。侃々諤々の議論は1カ月以上も続き、①「玉城デニー沖縄県知事と連携する」、②「必ずしも十分な理解が得られていない陸自駐屯地配備、弾薬庫建設については知事と連携し、丁寧な説明を国に求める」の2点を基本合意とすることができた。
 今度は候補者選考へと進む。選考は両陣営の思惑などで意見が折り合わず、連携を解消する寸前までいくこともあった。が、やはり、市民の悲痛な叫びが解消を押しとどめた。
 難産ではあったが県議3年の実績と知名度を重要視し「座喜味一幸」を予定候補者に決定することができた。
 全国の皆さまのご支援をよろしくお願いいたします。

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