東京で新規就農 ■ 都市農業に取り組む若者たち(2)

共有(シェア)Share on Facebook
Facebook
Tweet about this on Twitter
Twitter
Share on LinkedIn
Linkedin

大塚 聖子さん(相模原市、つくいマルせい農園)の話

 農園の場所は、相模原市の山の中の津久井地域の寸沢嵐です。東京に適当な農地が見つからなくて松澤龍人さんにお世話になって就農することができました。「東京NEO-FARMERS!」の相模原グループということで一緒にやらせてもらっています。

8月18日から21日の11:00~18:30、JR新宿駅南口徒歩4分にあるJA東京アグリパークでマルシェを行う。

 地域は、山の中ですので、猿とかイノシシとか鹿とかいて大変です。野菜を守らなくてはならないのです。1ヘクタール(10反)の畑で、半分が野菜、半分は果樹をやっています。


 野菜だと、今だと夏野菜のトマトとかキュウリとか、ナス、オクラなど。果物では今が旬のブルーベリーとか。野菜は年間で50品目以上の多品種少量生産です。種類は多いですがそれぞれは少量で、手間がかかって大変です。でも、そのくらいやらないと生活できない。農薬を使わず、化学肥料も使わずに育てています。一人ですべてやらなくてはならないので大変ですが、楽しいですよ。
 なぜ就農したかですが、おじいちゃんが家の裏で家庭菜園とかやっていて、子供のころからおじいちゃんと一緒に、土いじりとかやっていました。それで自然と中学生のころから農業いいなと思っていました。
 ですから、わりと自然に就農したのですが、大変は大変ですね。いったい毎日何時間働いているのだろうかと、休みもなくて、朝から晩まで。でも、その中に楽しいと感じることがいろいろあるので頑張れている感じですね。野菜や果物を育てることが楽しいわけですね。全然お金にはなっていませんが。大変なのは間違いなくて、どこまでやれるか分かりませんが頑張ってやっていきます。若い人の多くが、賃金も安くて不安定で。皆さん、一緒かもしれません。
 苦労しているのは、販売です。小さな農家ですので、大口の需要には応えられません。近くで小口で売る以外にないのですが、無農薬でやっていても相模原市ですので野菜はけっこういっぱいあり、あふれています。近くの家は皆自分で作っています。直売所などでも販売しているのですが、都市と違って高くも売れない。都市から来て買ってくださった方は品質で喜んでくださるんですが安いですね。一人でやっているので、営業とか新しい販売先を見つけるのも時間がなくて難しい。買ってくださる遠くの方に送るにしても、1回千円とかかってしまう。だから、「東京NEO-FARMERS!」の松澤さんがこうやって都市でマルシェを開いてくださっているのは大変ありがたいわけです。
 安全な食料への消費者の皆さんの期待、要求も高まっているので、頑張っていきたいと思います。

共有(シェア)Share on Facebook
Facebook
Tweet about this on Twitter
Twitter
Share on LinkedIn
Linkedin