新春メッセージ
政治の変革にむけて共同の闘いを大きく前進させよう
部落解放同盟中央執行委員長 西島 藤彦
昨年10月の衆議院総選挙では、統一教会や「裏金問題」に真摯に向き合うことのない石破政権に対して、与党の過半数割れという大きな怒りが叩きつけられました。
石破政権は、一部野党との協議をすすめ、かろうじて政権を維持していますが、すでに求心力を喪失しつつあります。しかし、臨時国会での補正予算では、能登半島大地震の復興・復旧予算の3倍もの軍事費を計上し、憲法改悪をすすめる姿勢を鮮明にしています。また、「裏金問題」の解明や企業・団体献金の禁止などにも消極的で、自民党総裁選での訴えとは逆に「前言撤回」「言行不一致」が指摘され、これまでの政権同様、物価高や不安定就労、長時間労働に苦しむ市民生活を無視した自民党政治を続けようとしています。 続きを読む