国家が戦争に向かうとき一覧

『国家が戦争に向かうとき』を刊行して

危機感の共有をひしひしと感じる

東京大学大学院総合文化研究科学術研究員 田中 駿介

 

 

 

 

国家が戦争に向かうとき

もくじ
まえがきに代えて 昭和維新と令和維新
第1章 高市政権と日本社会の空気感
第2章 昭和10年代へ回帰する日本政治
第3章 思想なき国家
第4章 マルクスと日本人
第5章 戦後民主主義と天皇
第6章 民主主義の行方
第7章 日本が目指すべき場所
あとがき

 

 『国家が戦争に向かうとき』を刊行してから、予想していた以上に反響を受けていることに驚いている(おかげさまで、三刷が決まったそうです)。それと同時に、この本で取り上げた問題に対する危機感が、それだけ広く共有されていることをひしひしと感じざるを得ない。
 先日、本の刊行に関連して北海道新聞の取材を受けた。「戦禍の記憶を未来に生かすには」というテーマで、いわゆる「8月ジャーナリズム」に属する、終戦の日に合わせた特集記事だった。 続きを読む