分かち合う社会を求めて
働くのは何のためですか?
日本労働者協同組合連合会
(ワーカーズコープ)理事長
古村 伸宏
雇用労働とは異なる働き方
=協同労働
労働者協同組合を説明するときには大きく二つあって、一つは働くということをどうしたいのかということ、もう一つは協同組合というのは何を大事にする仕組みなのかということです。労働という言葉は明治以降に登場したといわれますが、労働というと雇われているのが前提になるんですね。私たちが実践している雇用労働でない働き方。これをどういう言葉で語ろうかということで出てきたのが「協同労働」という言葉です。