沖縄、79年目の「慰霊の日」

玉城知事「再び戦場とさせない」と誓う

「平和宣言」する玉城デ二―沖縄県知事

 沖縄は6月23日、79年目の「慰霊の日」を迎えた。沖縄県と県議会の主催する「沖縄全戦没者追悼式」が、沖縄戦最後の激戦の地となった糸満市摩文仁の平和祈念公園で厳かに開かれた。玉城デニー沖縄県知事が「平和宣言」を読み上げた。


 その中で知事は、「いわゆる、安保3文書により、自衛隊の急激な配備拡張が進められており、悲惨な沖縄戦の記憶と相まって、私たち沖縄県民は、強い不安を抱いています」「沖縄が国際平和創造拠点となり、万国津梁の精神をもって、『沖縄のこころ』を国内外に発信し、世界の平和構築や相互発展、国際的課題の解決に向け地域外交を展開していく」「一人ひとりの思いや行動は、たとえ微力でも、確実に世の中を変えていく力がある」「今こそ、私たち一人ひとりに求められるのは、不条理な現状を諦めるのではなく、微力でも声をあげ、立ち上がる勇気、そして、行動することです」と呼びかけた。
 県議選は残念な結果に終わったが、県民の意思は変わらない。NHKの出口調査でも「辺野古移設反対」が6割、玉城県政を「評価する」人は7割となっている。
 県民は「慰霊の日」に「再び戦場とさせない」決意を固めたに違いない。全国は問われている。
 なお、玉城デニー知事後援会は、県議選についてのコメントを『日本の進路』に寄せた。

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コメント 玉城デニー後援会

2024年沖縄県議選挙結果について

 自主・平和・民主のための広範な国民連合に集う皆様には日々のたゆまぬ御活躍とご努力に対し深く敬意を表しますとともに、沖縄における諸課題へのご理解と私どもへの温かいお力添えを賜りまして、心から御礼を申し上げる次第です。
 6月16日投開票された沖縄県議会議員選挙において、玉城デニー県政を支えるため大雨、猛暑のもとで与党へご支持をいただいたみなさんに心からお礼申しあげます。
 選挙結果は、玉城デニー県政を支える与党の奮闘むなしく、24議席から20 議席へ後退し、過半数に届くことができませんでした。ほんとうに申し訳ございませんでした。
 要因については、これからしっかりと分析を行い、今後の県政運営をどのように図っていくか考える必要があります。これまでは、与党が過半数を占めていたため、計画と予算は順調に進められたが、今後は議会からの要求が強くなることが予想されるため、真摯な対応が求められます。中立野党との今後の連携については、どのように協力を求めていくか検討し、丁寧な計画と予算の説明を行いつつ理解を得る努力を重ねる必要があると考えています。
 玉城デニーは、今後の県政運営、政治信念は変わらず、沖縄21世紀ビジョンで掲げる振興政策、子どもの貧困やあらゆる世代の生活支援にかかる政策、「辺野古新基地建設移設反対」は揺るぎない思いであり、これからも誰ひとり取り残すことのない、平和で豊かな沖縄県の実現に向けて取り組んでまいります。
 県民の皆様並びに全国の皆様には、今議会議員選挙において与野党問わずご理解・ご協力頂いたことに感謝を申し上げるとともに、これからも玉城デニー県政にご理解を賜りご支援頂きますようよろしくお願いいたします。