2016.11 亡国の道 打ち破り、日本の未来を拓く一覧

国と地域守る基軸をもつことが対米従属脱却の基軸になる

参議院議員 舟山 康江 さん

 参議院議員の舟山康江です。今年7月の参議院選挙で、無所属・野党統一候補ということで、山形県から立候補して当選しました。
 私は4年前まで民主党にいましたが、TPP(環太平洋経済連携協定)、原発再稼働、消費税増税という「3点セット」に反対して民主党を離党し、「みどりの風」という小さな政党を立ち上げて、亀井静香先生とともにその翌年の参議院選挙を闘ったわけですが、残念ながら僅差で敗れました。 続きを読む


安倍政権に抗し私たちの時代つくる

沖縄県議会議員 山内 末子 さん

民主主義が生きる沖縄

 民進党をズタズタに斬っていく亀井さんのお話をうかがい、私はスッキリしています。こういう言い方はちょっと酷かなと思います。しかし、地方に行けば行くほど問題は深刻です。とくに沖縄県は今、翁長知事を先頭に辺野古への新基地建設阻止に向けた闘いの最中です。亀井さんが最後に「根っこの部分をがんばってくれ」と言っていましたが、その「根っこの部分」が沖縄県ではつながっています。 続きを読む


命育む農業、食料安保を基本に据えて

置賜自給圏推進機構代表理事 渡部 務 さん

地域が支え合い生きられる政治を

 私、18歳から農家をやってもう50年になります。ずっと今まで「猫の目農政」に振り回されながら、なんとかここまでがんばってきました。今の「農協改革」をみると、小泉進次郎とか呼び捨てで申し訳ないですが、彼らは本当に農家の気持ちを分かっているのでしょうか。本当は理解していないのではないかと思います。
 農協という「自主・自立」「相互扶助」にもとづいた独立した組織なのに、政府が介入してくるというのは、とんでもない話です。これは、どうしてもはねのけて、がんばらなくてはいけないと思っています。 続きを読む


グローバル化の影、地方・農村に光を当てる政治を

衆議院議員 玉城 雄一郎 さん

「グローバル対ローカル」示した米大統領選

 今回の結果についてはさまざまな識者がさまざまなことを言っていますが、私の解釈は明確です。これは、アメリカにおける「田舎の反乱」です。とくに中西部を中心とした地域の反乱じゃないかということです。
 グローバル化で確かに得をする人もいるし、金融資本主義的なところですごくもうかる人がいるのは確かです。
 ただここ10年くらい、その裏側で放っておかれる人の数は急増しました。そうした人びとの生活が非常に悪化していました。「そうじゃない」という声が出たのが、「トランプ現象」の本質的な側面の一つだと思います。 続きを読む


対抗軸を鮮明に、議論より行動を起こせ・・・亀井静香さん

対抗軸を鮮明に、議論より行動を起こせ

   問題提起――衆議院議員 亀井静香さん

 【広範な国民連合は、昨年11月28日、パネルディスカッション「亡国の道を打ち破り、日本の未来を拓く」を開催した(概要は前号に掲載)。衆議院議員の亀井静香氏が問題提起を行った。以下は、その問題提起を編集部の責任で整理したもの。本ホームページに、動画掲載

 こういう素晴らしい会に、私のような「傘張り浪人」を呼んでいただき、恐縮しております。皆さま方の会は、あまり世間には知られておりませんが、非常に大事な素晴らしい集まり、全国組織のようですね。 続きを読む