コロナ禍で困窮の学生 ■ 発足した菅新政権に切実な訴え

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FREEが9月16日、コロナ禍から学生を守ろう!官邸前ラリー

 高等教育の無償化を目指す学生団体「FREE」が16日夜、発足した菅内閣にコロナ禍で苦しむ切実な声を届けようと官邸前ラリーを開催した。
 ラリーでは8人の大学生、大学院生が各大学の切実な状況を訴えた。
 開催に際して齋藤皐稀事務局長(東洋大学3年、本号11ページにインタビュー掲載)が、「今日、菅首相が誕生して、新しい内閣も組閣される。このタイミングで学生の実態を改めて可視化して学生の実態に基づく支援を求めていきたい。引き続き文科省大臣の萩生田さんは、9月6日のテレビ番組の中で『学生の金銭面の問題を政府の対策によって解決した』というふうに発言していました。ちょうど昨日、食料配布のボランティアをやっている友達から既に退学をした学生と出会ったという話を聞きました。その退学をした学生ですけれども、都内の私立大学に通っている理系の2年生の方で、今の状況の中で160万円の学費を払えないので大学をやめるという選択をしました。萩生田さんに聞きたいのが『これが解決なのか』ということです」と訴えた。
 その後、①信州大学医学部生、②立命館大学生、③一橋大学大学院生、④東京学芸大学修士院生、⑤東京学芸大学生、⑥中央大学生、⑦早稲田大学法学部生、⑧「一律学費半額を求めるアクション」代表代理・都内私立大学理工学部生などから次々と切実なキャンパスの実態報告と学生への緊急支援を訴えた。
 コールでは「高学費はもうガマンできません」「一律学費半額免除」「学費を下げてよ新総理」などと訴えた。
 この官邸前ラリーの様子は、
https://twitcasting.tv/free20180913/movie/640931934 で動画を見ることができる。
 この行動に先立ってFREEは9月2日~3日、第5期総会を都内で開催。冒頭の記念パネルディスカッションでは、パネリストとして大内裕和(中京大教授)が基調講演を行い、山岸鞠香さん(慶応大学院生「一律学費半額を求めるアクション」代表、 本号8ページにインタビュー掲載)と村田くるみさん(中央大学生、本誌11月号にインタビュー掲載予定)3人のパネル討論が行われた。
 2日目の会合では、この半年間の総括を行い、「高等教育無償化」実現に向けた第5期の活動方針の意思一致を行った。


 大学を中心に高等教育には360万人余が在学し、同世代の80%近い。ところが政府財政支出は極めて乏しい。今、わが国の将来を担うべき学生の多くが学業を続けられるかどうかの瀬戸際に立たされている。全国民的な課題として支援を強めなくてはならない。

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