[各界新春メッセージ]参議院議員 舟山 康江

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謹んで新年のお慶びを申し上げます。
私は昨年5月に、所属する参議院会派の国会対策委員長を拝命し、さまざまな重要法案を巡る対応について、裏方として、他の会派と協議する役割を担うことになりました。
与党が最終盤に会期延長を強行して、国民の反対が根強く、筋違いの法案である働き方改革関連法案やカジノ法案を強引に成立させた通常国会に引き続き、安倍総理の自民党総裁選挙3選後の秋には臨時国会が開会されました。
西日本豪雨や大型台風の縦断、北海道胆振東部地震など過去最大級の災害の復旧を急ぐために、「速やかに臨時国会開会を」という野党の再三の要請は無視され、臨時国会の開会はようやく10月24日になってからでした。
にもかかわらず、災害対応の補正予算案以外にも、日本の外国人政策を大きく変える入管法改正や、70年ぶりの抜本改正となる漁業法改正、水道事業の民営化の道を開く水道法改正、TPPに匹敵する経済連携協定である日EU・EPAの条約など、衆参それぞれで通常は20日間の審議期間が必須の「重要広範議案」として扱われるべき重要案件がいくつも政府より提出されました。
結局、綱渡りの審議日程を余儀なくされたことで、これらの重要案件は、極めて不十分な審議時間で、拙速かつ強行的に採決へと移される結果となりました。
そもそも、これらの法案はいずれも、官邸と官邸直属の「規制改革推進会議」や「産業競争力推進会議」の民間委員たちが政策決定に介入して、その結論を押し付け、一般国民や立法府の声は黙殺するという、私が常々警鐘を鳴らしてきた安倍政権の政策決定過程の構図に完全に あてはまるものです。
また日EU・EPAにしても、審議時間はわずか4時間半のみ。しかも正式交渉入り前からEUが実現を要求し、日本が応じてきた非関税措置の撤廃・緩和についても、情報開示を求めた私の質問主意書に「ゼロ回答」が返されるなど、「秘密保持義務」を課されていたTPP以上の「秘密交渉」で、詳細は一切明らかにされていません。
このように安倍政権の怠慢と驕りはますます広がり、国会軽視、民主主義の破壊と断じざるを得ないような国会運営や、国民不在の政治手法が常態化しています。
また、安倍政権による噓、ごまかし、隠蔽体質、また誰も責任をとらない無責任体質はますますひどくなる一方です。
突如浮上した日米二国間の貿易交渉についても、実質は自由貿易協定のはずが、いや違う、TAG=物品貿易協定だと強弁。中央省庁の障がい者雇用で3478人もの水増しが発覚しても、誰一人として責任を取らずにやり過ごそうとしています。また、国会最終盤には、農林水産委員会で「議事録隠し」により委員会審議が妨げられる事態が発生しました。
深夜国会となった12月7日、私は野党で共同提出した安倍総理問責決議案の賛成討論に立ち、国会軽視、民主主義の破壊、国民不在の政治手法、隠蔽体質、無責任体質など、安倍政権のさまざまな問題点を訴えました。
間もなく通常国会が始まり、4月には統一地方選挙、夏には参議院選挙が行われますが、安倍政権に終止符を打つために引き続き全力で取り組んでまいります。
末筆になりますが、本年も自主・平和・民主のための広範な国民連合の活動の輪がますます広がり、目指すべき社会の実現に向けた皆さまの取り組みが一歩一歩着実に前進する一年となりますよう心よりご祈念申し上げます。

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