対抗軸を鮮明に、議論より行動を起こせ・・・亀井静香さん

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対抗軸を鮮明に、議論より行動を起こせ

   問題提起――衆議院議員 亀井静香さん

 【広範な国民連合は、昨年11月28日、パネルディスカッション「亡国の道を打ち破り、日本の未来を拓く」を開催した(概要は前号に掲載)。衆議院議員の亀井静香氏が問題提起を行った。以下は、その問題提起を編集部の責任で整理したもの。本ホームページに、動画掲載

 こういう素晴らしい会に、私のような「傘張り浪人」を呼んでいただき、恐縮しております。皆さま方の会は、あまり世間には知られておりませんが、非常に大事な素晴らしい集まり、全国組織のようですね。
 ただ、日教組や自治労の関係者も多いようでちょっと心配になったのは、地方の公務員や学校の先生は、その地域社会では上流階級だということですよ。私の田舎でもそうです。この会が、本当に国民の希望や願いを政治に実現していくのであれば、皆さん方がそういう国民の希望や願いを根っこから、その人びとの気持ちや願いを吸い上げていかなければ、皆さん方のこうした運動が国を動かすようなエネルギーにはならない、私はそのように思います。
品のよいことばっかり言っているようなことではこの国は動かない。外来種の言葉ばかり使って、大学で勉強しなければ分からないような言葉を使って語っても、民意は動かない、土民の心、人の心には伝わらない。
根っこから、土民の言葉で話し、その人びとの思いを政治に実現していくようにする。もうやっておられるんでしょうが、私はそうしたことをぜひお願いしたいと思います。

トランプ政権と日本
トランプ当選を確信

 なぜトランプに会いに飛んで行ったのか。私は、5月ごろから絶対トランプが勝つと確信に近いものがありました。日本では、ジャーナリズムはじめほとんどクリントンだと言っておりましたが。
 私がなぜトランプだと判断したか、分かりますか。私が判断したのは、割と簡単なことなんです。8年前は、1~2%のセレブの連中の犠牲になっている中下層階級の方がたが決起してオバマ大統領を生んだんですよ、間違いなく。でなければ人口の12%しかいない黒人が大統領になることはあり得ないんですよ。それでもオバマが大統領になった。
 ところがあの人も一生懸命がんばったんですが、残念ながら民主党の中から、議会から、いろんな形で足を引っ張られて、牽制(けんせい)されて、なかなか思うことができなかったですね、オバマさんは。
 中下層階級の人びとがオバマでもダメだったと思った。そこへトランプが出てきた。トランプは超セレブですし、しかも突拍子もないことも言ったりしておりますが、トランプの突破力、これに賭ければ、少しは自分たちのことをやってくれるんじゃないかという期待感があそこまでいったんです。そう見ています。
民主党の候補者選びではサンダースもよくやったが、ダメだった。これを支持している連中が、党は違うけど共和党のトランプの陣営にドンドン走ったんですよ、春ごろ。
 共和党の本流とはいうが、この連中がいくら反対してもこの連中は上層ですが票の数でいうとわずかです。共和党の中での中下層の連中、そしてサンダースを支持した民主党系の連中、これがトランプへザーッと流れていった。これはトランプが勝つに決まっている、私はそう判断しました。

 ところがトランプは、対日関係で実情を知らない、勝手なことを言っている。このまま大統領になったら大変だ。そこで、よし、トランプと「花札勝負」をしてこようと。(石原)慎太郎に、「どうだ、一緒に行かんか」と言うと「身体の調子が悪い」と言う。「それは、心がゆがんでいるから、身体の調子が悪いのだ。国に役立つことを一緒にやれば、元気になるぞ」、「じゃあやるか」といった調子でした。
向こうにもどういう議論をしたいか書いて出した。すると11月の3日だったかな、向こうから正式の返事が来た。7日の午後7時から議論しましょうと。私は(トランプの)顔が見たいわけじゃない。議論したいと言ったらやりましょうという正式な返事が来たから、それですっ飛んで行きました。着いたのは6日。
 トランプの選対はトランプタワーの14階にありまして、ここには選対本部長などが詰めておりましたが、彼らと、私は(英語ができませんので)通訳を入れて、いろいろ話をするうちに、論点整理をしたんです。その中で「安保タダ乗り論」はもう言わない、それと日韓両国が原爆を持つべきだというのは、今後一切言わない、だからこれらは議題にしないでほしいと言うので、それは結構ですということにした。
 そこまでやっておったんですが、彼らも絶対勝てるとは思ってなかったんですよ、最初は。ところが勝てるんじゃないかという気がしてきたんですね。そしてトランプは、自家用機に乗って飛び回るようになった。それで7日はニューヨークにおれなくなって、会談はやれなくなった。そこで翌日の11時ごろには結果が分かるだろうと。その間にやろうということになった。しかし、3時ごろまでずれ込みまして、彼の当選が決まった。
 ところが、当選が決まるとすごい雰囲気になりましたね。トランプ陣営も「まさか」という結果になった。会談は最低30分としていたが、とてもじゃないがそんな状況ではなくなった。政策も決めていない。スタッフも決めていない。そういう状態で、日本から来た政治家と具体的な政策で議論するのはマズイという判断をしたんだ。私は、当然だなと思って、しょうがないので帰ってきたんです。

甘っちょろい考えを捨てろ

 私もよい経験をしたと思うんですが、ただ日本は変ですね。自由だ民主主義だと価値観を共有している国同士の関係だから、まあどうにかなるだろうという甘い考えは捨てた方がよい。トランプにとっては関係ありません。トランプは商売人ですから、アメリカの利益を第一に考えて世界に対応するわけです。甘っちょろい女学生のような、理念的なことをいくら言ってもダメだと思うんです。そうじゃなくて、これからは強力な交渉力をもった人物がいないとドンドン追い詰められると思います。
 クリントンさんが負けたから言うわけではないですが、クリントンさんのように真綿で首を絞めるようにやるのではなく、トランプさんはダイレクトにきますからね。ですから強いネゴシエーター(交渉者)が日本におれば、私は、交渉のしやすい相手であろうと思います。しかし、その際、共通の価値観をもってるとか、そんな甘っちょろい考えは捨てていかなければならんと思いますね。

国と国がぶつかる修羅場の世界に いまからの世界は、残念ながら個人と個人もエゴのぶつかり合い。日本もそうですが新自由主義。自分さえよければという考え方。また、国と国も利害のぶつかり合い。
 いま、「資本主義は終わった」んですよ。資本主義は終わった。
 資本主義というのは、けしからんものでもあって、労働者を搾取して資本家たちが利益を得る。これはけしからん話だ。しかし、資本主義というのは、一方では、みんなで金を出し合って、株で、その金を集めて、仕事をして、その果実をみんなで分け合う。こういう制度なんですよ、資本主義自体は。ただ、その過程で働く者がみじめな状態で使われていることがけしからん。だから革命があちこちで起きたわけですから。しかし、経済の仕組みとしては一つの仕組みなんですよ。ですが、もう終わったんですよ。
 みんなで金を出し合って企業を起こして、仕事をして皆でというよりも、「自分だけが」となっちゃった。だから、いまはマネーゲームでしょう。マネーゲームで利益を出す方に全部走りだしています。そういう意味で、私は資本主義は終わったと思います。
 今後、われわれの生活の仕方、これをどうしていけばよいか。これを考えていかなければ、エゴというぶつかり合い、国と国もぶつかり合う修羅場が生まれる危険性があると思います。それを今後どうしていくか。
 私は、政治家に課せられている課題は大きいと思います。きょうは民進党の方、民進党の中ではよい方が見えられていますが、政治家に課せられている課題は非常に重要です。

政権奪取をめざさない政党は政党ではない

 すぐに選挙はありませんから、時間はあります。
 簡単に言うと次の選挙では自民党は負けます、どうあがいても。小選挙区制度は、そういう制度なんです。結果は、政党間で右に行ったり、左に行ったりしますが、今度は自民党が負ける番なんです。私は、抽象的に言ってるんじゃなくて、昨日の「読売新聞」が予想を出している。50~60議席減ると。自民党びいきの「読売新聞」でさえそうです。先に延びるほど負けが多くなる。そんなもんじゃないですね、もっと減りますよ。私は、場合によっては自民党が230くらいになる可能性があると思う。「読売新聞」は、前回の自民党が圧勝したのを基礎に、単純計算している。それに共産党が「候補者、出さない」と言った場合にどうなるかですね。もっと減ります。いまの自民党には、そんな力はありませんから。
前回選挙の時は、国民の判断は民主党もダメだから、自民党という風が吹いたのですが。今度は、自民党には風は起きません。皆さん、そういう意味では今度は勝てるんですよ、本来は。本来はですね。
 いまのままの民進党では勝てません。政党じゃないですね。どっか大学かなんかでサークルつくって、勉強、議論したらよいと思うよ。政党ではないからです。なぜかと言うと、政権奪取しようという気が全然ありませんから。政権を奪取しようという気がない党は政党ではありません。こんなものは。
 悪口を言うためではありません。だって、政策はどうですか。原発問題でも連合に引っ張られて何言ってるんだかさっぱり分からん。連合は何ですか。あなた方を連合が推薦すると格好はよい。集会やるとパーッと人が集まる。ビラ張りもやってくれる。でも選挙運動の中身は知らない。中身がなくても民進党議員にとって格好はつくれる。だからどうしても連合に遠慮してしまう。
 民進党には力がありません。このあいだの新潟の知事選挙、民進党も連合も自民党や公明党と結んだんです。いかに民進党に中身がないか。連合にしても中身がないか。

大衆はちゃんと見ている

 トランプ現象と同じで、大衆は、民衆はちゃんと見てるんです。政党が、自分たちの味方か、そうでないかちゃんとちゃんと見てる。
 安倍首相は、解散総選挙はなかなかやれないでしょう。1月には無理でしょう。やったら「読売」の記事じゃないが、最低50~60は負ける。単純計算でそうなっちゃうんですね。
 ところが、問題は、せっかくそういう状況になっても、当の民進党が、いまの体たらくだったら、そのチャンスが生かせない。いまの民進党だと。蓮舫代表に人気があるからといって、それだけで民進党に票を入れますか。そうはならないでしょう。幹事長の野田、あれは政権を失った男でしょう。
肝心なことは、民進党がしっかりすることなんです。しかし、毒されちゃって、頭の中ではよいことを考えるが行動を起こさない。いまのままでは、2人の最高幹部で選挙をやるんでしょう。
 それをしのぐのは簡単なんだよ。選挙のポスターで民進党はチョコッと小さく書くんだ。それに対して「刷新同志会」でも何でもよいんだが、私は民進党とは違うとハッキリさせる。
そして、日本をこうするのだと、自分の政策を出す。何も民進党の政策を書くことはない。自分たちの明確な政策を出せば、選挙民は入れようかという気になる。民進党だから入れようとはならない。これは悪口を言ってるんじゃなくて、選挙というのは、私はそんなもんだと思います。
 (会場にいる民進党議員の皆さん方)若い政治家が党内で大きな動きを起こせば、国民が期待する。民進党に期待するんじゃない、若い政治家に期待する。そうやって闘えば、場合によっては、野党が過半数を取る可能性だってある。

 そうなった場合ありうることは、負けた自民党が今度は民進党に手を突っ込むんです。民進党からとりにくる。公明党や日本維新の会もそうですね。負けた自民党が新たな連立政権をつくろうとする。
 逆に、皆さんたち若い政治家がしっかりしていて、民進党が首班を取れれば、今度は自民党の中から離反が出てくるんです。細川政権の時そうだった。自民党で当時の幹事長と「もうダメだ。止められない」と話したほど、雪崩を打った。政権を取れば、こうなるんです。負けたヤツに「今度は、大臣にしてやるよ」と言えば、すぐなびく。割と簡単な話。いまの自民党から何人、何十人か引っ張り出して、野党中心の政権がつくれるかもしれない。分からない。どちらの可能性もあるのよ。

政策対抗軸をはっきりさせる

 要は民進党が政権を取れるとすれば、ここにいる民進党の若い政治家が民進党の中で、どう革命を起こすか。そのエネルギーをもって、選挙に勝った後も取り仕切っていけるかどうかにかかっていると、私は思いますよ。
私も39年間、いろいろやってきました。いろいろ仕掛けをしてきた人間ですから、成功も失敗もありますが。今度は間違いなく自民党が減る。それをあなた方、若い政治家が生かすことができるか。しつこいけど、もう若い政治家にかかっている。だけど見てるとね、頭がよくて俺と話していても「そうだ、そうだ」と言うんだが、行動が伴わないね。そのうち日がドンドンたっていくんです。たっていくと、考えていることが、夢幻で終わってしまうと思います。

 民進党の批判ばっかりして、申し訳ないんだが。いまの民進党の政策はサッパリ分からない。
 原発問題もそうだが、環太平洋経済連携協定(TPP)は、いまごろ反対だと言う。本気の反対だとは、誰も思っていない。本気の反対ではないですね、どう見ても。格好をつけてるだけ。誰かがうまいことを言った、田舎のプロレスだと。格好をつけている。中身をマスコミもばらしていかないから、国民も「野党もがんばってるな」と思うんだけど、全部裏取引じゃないの。私も国対(国会対策委員会)やってたことがあるが、野党を転がすのは簡単だよ。なぜか。政権を取る意欲のない野党は簡単に転びます。個人の利害ですから。個人の利害を取り上げれば、野党の議員は簡単に転ぶ。いまの野党がそうだと言うわけじゃないし、また、きょうは(会場にいる民進党の)若い政治家を批判しに来たわけじゃないけど。
 消費税増税の問題。民主党政権時代に、消費税増税やるなら、連立を解消しようと言ったら、俺がつくった国民新党から追い出されてしまった。消費税増税だって、民主党が言いだした。当時首相の野田が言いだした。こんな時に消費税なんてどうかしているよ。冗談じゃないよ、いかれてるよ。TPPもそうでしょう。民進党は言っていることが分からない、国民からは。

トランプ政権のアメリカとどうやっていくか

 いまから日本はトランプ新政権のアメリカを相手にどうやっていくか。
 安倍総理は、私は弟みたいにかわいがっていたから、かばうわけじゃないけど、よい男なんですよ。ただね、総裁・総理になれると思ってなかったがなっちゃったもんだから、ちゃんとしたブレーンをつくって官邸に入らなかった。そこを新自由主義者とか、役所の官僚のなれの果てのような人間に取り囲まれちゃった。私は総理に「ノンちゃん(「ノンちゃん雲に乗る」の)、どうするの?」と言っている。総理は人柄がよいから、いやとは言えない。雲に乗ってるとドンドン上に行って、気分がよいから。私は、時々、苦いことを言うんですが。
いまから、そうやってたらトランプにやられますね。なったとたんに、政策を含めて軌道修正をしてるじゃないかなどとマスコミが報道してますが、日本のマスコミは本当にいいかげんだ。(トランプさんが)あの年になって、性格が変わりますか。変わるはずないんです。その時その時でうまくやるかもしれませんが、本心は変わらない。

 今度、12月にプーチンが来ますが、甘いことばかり、マスコミは。最近になってどうも雲行きは怪しいと言いますが。あのプーチンが戦争で勝ち取った領土を簡単に返すはずがないんですよ。まあ、山口に招いておるわけですが、あそこには温泉があるので「いい湯だな」と風呂に入って帰ればよいと私は思いますが。それ以上、日本にとって利益になるはずがないと思いますね。

日中関係は隣組だから

 中国との関係もそうですが、そう日本の思うようになるはずがない。
 いまのところは、私は日中関係でそう心配することはない。ただ日本のマスコミがいかんのですよ。尖閣列島というあの岩山の取り合いで、本当に中国が戦争してくると思いますか。岩山ですよ、戦略的な価値はほとんどない。漁業権の問題はあるけど。あの岩山のために広大な中国が本気で戦争しようと思いますか。中国が得をしますか。
中国にとっては、日本は重要な貿易国ですよ。日本がなくなったら困るでしょう。戦争で困るのは、中国です。科学技術も全部、日本でしょう。ただ、彼らは国内政治の問題がありますから、そういうことで国内の不満をそらして、自分の権力を維持するために使っておるだけですから。まあ口ゲンカはすりゃあいいんだ。
尖閣に軍艦を出して脅すな、海上保安庁でと私は言っている。万が一の場合でも、あれは軍じゃないから、軍の衝突にはならない。そういう知恵も出し合って。実効支配しているわけで、それをきちんとしておればよい。

 「中国脅威」を煽(あお)っているのは、他によこしまな考えがあるからですよ。煽っている人びとの狙いは、安保法や憲法改正でしょう。集団的自衛権行使の安保法について、安倍にも言った。「自衛官の棺(ひつぎ)がどんどん日本に帰ってくるようなことを総理としてやれるか」と。国民も許さない。だから、「安保法をつくっても使えないぞ」と。南スーダンでの自衛隊の駆けつけ警護問題もそうだ。一番大変なのは現地の指揮官だ。そうした問題を抜きに神学論争をやっている。野党も、これじゃダメだ。

 隣組だから中国とはケンカするわけにはいかない。日本も経済的にもいろんな意味で切っても切れない関係ですから、大事にしていけばよいと思います。
ただ、いま考えておかなければならないのは、プーチンは間違いなく中国と手を結びますね。ギブ・アンド・テイクでドンドンやっていきますね。下手をすると日本は、その間で餌食にされる危険性がある。
中国は世界中で、中華思想というんですか、中国が世界の中心だという中華思想を地でいっている状況ですが、今後ますます強くなる。あちこちに触手を伸ばしている。そういう国だと思います。止める方法はないですから。
 日本はきっちりとした関係をもって、彼らも日本の科学技術に頼ってるわけですから、日本が貿易の最大のお得意さんですから、そういう関係をドンドン強化していく。日本を敵に回したらダメだ。損をする。そういう関係を強くしていく。私は、日中関係では大事なことだろうと思います。

日本の生きる道を本気で考える時期だ

 沖縄の基地問題の解決は、きょうもメッセージをくれた鳩山友紀夫元首相が当時やり抜けばよかったんだよ。
 ただ、日本にある米軍基地は、沖縄にしろ、厚木にしろ、三沢にしろ、「やあやあ我こそは」といった、旧来の軍事思想の時代のもの。いまはミサイル戦略思想の時代。何が本当に必要なのか、日米で詰めてみればよい。北朝鮮のミサイルに対して、あるいは中国のミサイルに対してどうすれば防衛できるのか。
 そもそもトランプは、「アメリカは世界の警察官ではない」と言っている。もっと前から、そんな力がないのだよ。イラクにしても、アフガニスタンにしてもどうにもならなかった。シリアもどうにもならない。もうそんな時代ではなくなったとトランプは勘がいいから分かっている。
 だから、アメリカは、沖縄の基地問題も、辺野古にしても固執しない可能性がある。ところが、日本が「親の心子知らず」ではないが、サービス過剰でやろうとしている。バカげていますよ。トランプ政権は、日本の防衛体制を見直すチャンスです。そういうなかで沖縄の基地問題も解決できると思っています。 
 アメリカとうまくやって後にくっついていればなんとかなるなんて時代は終わった。そんなことしていれば日本が滅びる。日本とは何か、その日本を守るにはどうするか、日本の生きる道を本気で考える時期だ。

議論より行動を

 東京を含めて地域社会の底辺、底辺の人たちとしっかり結びついて、その人びとをオルグし結びつけていく。そうすれば、トランプが当選したようにその巨大なエネルギーが力になる。民進党がそうした役割を担えるとは思えない。社民党はどうか。もう、その役割は終わったように思う。力を失った。
底辺に依拠する必要がある。そうした政党をつくる必要がある。
 こうした勉強も結構だが、全国で、ザーッと行動を起こす。議論だけしているのは時間の無駄。
 皆さんの闘いに期待しています。

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