3月25日 日朝友好京都ネットが発足

h1. 文化・学術・市民交流を促進し日朝国交正常化を
p(pn). 2009年3月25日 【京都】
 3月25日、日本と朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)との民間交流を進める「文化・学術・市民交流を促進する日朝友好京都ネット」の設立総会が京都市下京区のキャンパスプラザ京都で開催された。北朝鮮との交流に携わってきた京都の文化、宗教、学術など超党派、 各分野の日朝友好を願う人たち約150人が出席した。


 同ネットは、各分野の親善活動や在日コリアンとの交流を通じて日朝国交正常化への機運を盛り上げるため昨年2月から設立準備が進められてきた。
 呼びかけ人の1人仲尾宏京都造形芸術大客員教授が記念講演を行い、日朝交流の歴史をたどり「市民交流は相互の誤解と偏見、先入観を解きほぐす鍵」と平和につながる対話の重要性を訴えた。総会では水谷幸正浄土宗教育資団理事長を会長に選出し、規約や今年5月に記念訪朝団を派遣するなど活動計画を決めた。
 北朝鮮の衛星打ち上げに関して、これを「弾道ミサイル実験」として過剰に反応し北朝鮮への敵愾心を煽っている日本の政府やマスコミの風潮の中で、超党派の日朝国交正常化へむけた大きな前進となった。(詳しくは月刊「日本の進路」4月号に掲載予定)

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