長生炭鉱一覧

長生炭鉱

政府は責任をもって遺骨収容・返還に取り組め

 

 戦時下の1942年に山口県宇部市の長生炭鉱で起きた水没事故で、祖国から動員された朝鮮人坑夫136人と日本人合わせて183人が犠牲となった。悲惨な事故から83年たった昨年の8月26日、「長生炭鉱の水非常を歴史に刻む会」の長年の努力によって犠牲者の頭蓋骨を含む遺骨がついに発見・収容された。 続きを読む


敗戦80年 井上 洋子

長生炭鉱の坑口を市民の力で開けた
次は死者に会いに行く

長生炭鉱の水非常を歴史に刻む会 共同代表 井上 洋子

 

 

事故は石炭供出を優先
した「人災」だ

 1942年2月3日早朝、山口県宇部市にあった長生炭鉱の天井はついに水圧に耐え切れず崩れた。戦時下の石炭増産が国からの至上命令だったなか、海底炭鉱の大規模な水漏れを補修しながら、石炭採掘を強行したためだ。奥の浅く危険な採炭場には、朝鮮半島から連れて来られた朝鮮人坑夫たちが配置され、彼らは流れ込む海水に瞬く間にのまれた。犠牲者183人のうち7割に及ぶ136人が朝鮮人だった。

「刻む会」は朝鮮人犠牲者の追悼碑建設と遺骨発掘事業の功績により、第12回リ・ヨンヒ賞特別賞を受賞した(12月2日、ハンギョレ新聞本社)

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