関東大震災朝鮮人虐殺の民衆責任と国・東京都の責任を明確に
東京朝鮮人強制連行真相調査団代表 西澤 清
1923年9月1日の関東大震災時の「在日朝鮮人大虐殺」は、日本人民衆が同じ町や村に住む在日朝鮮人を6000人も虐殺した国際犯罪であり歴史上特筆される事件である。
そして、敗戦・植民地解放から80年過ぎた今でも、国は責任を認めず、虐殺を行った民衆責任も十分に糾弾されていない。日本の街ではヘイトスピーチをまき散らしながらデモをする集団があり、「日本人ファースト」をスローガンにした政党が国政選挙で多数の票を獲得する体たらくである。 続きを読む