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2021 新年のご挨拶 照屋 大河 さん

沖縄県議会議員 照屋 大河

 「アフター・コロナ」時代の到来を願いつつ、今年も沖縄の諸課題解決のための政治を頑張ってまいります。
 膨大な米軍基地を抱える沖縄では、民間地と米軍施設の境界線が「フェンス1枚隔てただけ」という地域が少なくありません。多くの日本人従業員が基地の中で働いており、県民の生活は米軍と密接な関係にあります。新たな基地負担が浮き彫りになりました。
 コロナ対策で、人の移動の制限が求められる中、配置換え(ローテーション)で沖縄に入ってくる兵士の「水際対策」、兵士らの基地外での飲酒制限など米軍関係者に特化した厳格な感染防止対策が必要です。
 辺野古の闘いは、現在進行形です。沖縄防衛局による土砂投入から2年が経ちましたが、玉城デニー知事の決意に揺らぎはありません。
 私たちも決して諦めることなく、県民投票で示された圧倒的多数の反対の民意を後ろ盾に、粘り強い闘争を継続していきます。読者各位におかれましては、今年はコロナ禍で現場に直接足を運ぶことが難しくても、SNSの発信などで連帯を寄せてくださいますようお願い致します。
 今年は衆議院総選挙があります。解散時期をめぐってさまざまな憶測がありますが、この先は「常在戦場」です。自公政権に終止符を打つべく、沖縄4選挙区全てでの「オール沖縄」候補勝利に向けて、玉城知事と共に取り組んでまいります。
 とりわけ沖縄2区にあっては、照屋寛徳衆議院議員の後継として、新垣クニオ前北中城村長が社民党公認での出馬を表明しております。ご支持ご支援のほど宜しくお願い申し上げます。
 年頭にあたり、皆さまのご健勝とご多幸をお祈り申し上げます。